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勝負のコツ

Magic: The Gathering(マジックザギャザリング)というカードゲームにハマっている小4の娘と対戦をしていて、気づいた事が一つ。

勝ち負けにこだわらないで、ゲームを愉しんでいると不思議と勝ちを拾う事が多い。

MTG(マジックザギャザリング)は将棋や囲碁などとは異なり、戦略性と運のバランスが勝敗を左右をするという点で、麻雀に近いのかもしれない。

そして、戦略性と運のどちらに寄りすぎていても、連続して勝ちを拾い続ける事は難しい。

あるとすれば、ちょうどいいバランスを取り続けることだと思うのだが、勝ちにこだわるばかりにそのバランスを取るのは至難のわざだ。

娘の勝ちに喜ぶ顔も見てみたいが、ゲームといえども手を抜いてやっては娘の為にもよくないだろうと、こちらから勝ちを譲る事はせず、淡々とゲームを進めていく。

結果、思考は冴え、カードの引きも何故かよく、ツキにも恵まれ、連勝が続く。

勝負に対する距離の取り方を大分、学ぶ事が出来てきた。

つまり、如何に自分を放下できるかにある。

負けると悔しがり、泣きながら再戦を挑んでくる娘に、この勝負のコツこそ、いつか伝えたい。

かちまけになきてわらひてくりかへしきづきたるやはあじはふことなり




人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。