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世界がもし100人の村だったら

子供の通う小学校にて、読み聞かせのボランティアを行ってきた。

今年で4回目になるのだが、今回選んだ本は「世界がもし100人の村だったら」だった。

単なる読み聞かせではつまらないので、質問形式で世界がもし100人の村だったら、日本は、そして世界はどうなっているのか、子供たちに考えてもらいながら、読み進めて行った。

本書には、レイプや避妊といった言葉も使われており、普段の学校の授業では使用されることのない、現実に起こっている蛮行や悲惨な出来事、厳しい現実を突きつける言葉が散りばめられていたのも事実だ。

また、だからこそ、この本を読み聞かせに選んだともいえる。

生活も教育もままならない子供たち、虐げられ搾取される人々が世界中にはまだまだ、たくさん存在する。

この日本に生まれ育つことがどれほどの幸運であるか、自分は噛みしめるばかりだ。

少しでもこの幸運を分かち合うことができれば最高だ。

そんな思いで今回の読み聞かせを行った。

果たして子供たちには伝わっただろうか。

しかし、伝わらなくてもいいのだ。

断じて行えば鬼神も之を避く。

俺の奴隷解放運動。

たんたんとやり続けていこう。

泣きながら生まれてきたんだ死ぬときは笑ってゆこうぜ鬼さんこちら


人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。