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人生邂逅 ・まなび編  ◆Sien.Labから -35

インスタントラジオ #942 Shien.Lab 多田先生より
 ”年齢とともに判断力が鈍るのにいろいろなものがゴチャゴチャ状態”

いつもと少しテーストの違ったテーマでしたが、
身につまされます。

先日の田中先生の講演会でも、冒頭に同じようなお話をされ、それが故に「丁寧に生きる」
ようになりました。とおっておられたことを思い出しました。

処理スピード、記憶力は言うに及ばず、理解力の減退も甚だしい。

自分でも嫌になります。

そして、さらに良くないのは、

自分は「もっとできるはず」 とどこかで思っていることです。

そのために、作業の見積もりを誤ってしまうことが再三あります。

30分でできると踏んでいたところが、その倍はかかってしまう。
倍で収まればまだよい方かもしれません。

作業の途中で予期せぬトラブルが発生することもしばしばです。

PCを使っての作業が多くなり、もともとITリテラシーの高くない私には難儀な状況になっています。

どんなんことにも興味は持ち、ある程度はこなすのですが、基本をしっかりと身に着けていないために、なにかイレギュラーが起きると慌てふためいて対処できなくなってしまう。

最初に習ったときに、きちんと整理しておけばよいのですが、その時はできたつもりになっており、すぐにレビューしたり、細かく記録しておくことをないがしろにする。

その場しのぎ。の典型です。

今も、新たな職場で事務処理について、新しい業務をいくつも覚えなければならないのですが

やはり、昔のようにはいかない。

とにかく、体に覚えこませる。しかないと、何度も同じ作業手順を繰り返してやってみる。

本来なら、なぜそのステップが必要なのか、どんな意味があるのか、といった理屈や原則を覚えれば良いのですが、・・・。

まずは、処理することに思いがいくので、後になって落ち着いてから、理屈を考える。
といった具合です。


頭の中の整理もそうですが、身の回りの整理もしないと、気持ちがすっきりせず、精神が不安定になり、生活全般にも影響してきます。

様々な能力が鈍るという現実をしっかりと受け止め、それが故に一つひとつのことに丁寧に向き合う。

まさに、丁寧に生きる。ということでしょう。

そして、そろそろ「終活」にとりかかる時期に来ていることを感じます。


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