見出し画像

人生邂逅 ・まなび編 ◆日常から ー12

高齢者大学校 ボイストレーニング3か月を終えて

4月8日の入学式。
4月12日の初授業から丁度3か月が経ちました。

月3回の授業でこの間に1回の遠足があったため、計8回の授業が無事終わりました。

先生曰く、ここまでで発声の基礎編が終了したことになるそうです。

クラスは、46名。
現時点で脱落者はなし!

毎回、
ラジオ体操に始まり、姿勢の矯正体操(かかとの上げ下ろし)30回ほど。
そこから、全身を使っての発声練習。1音ずつ上げていき、ほぼ限界の高さまでやるのですが、これがじつにハード。

その日のメインとなる訓練(腹筋を鍛える運動、アイウエオ体操で表情筋を鍛える、横隔膜の動きを意識しての腹式呼吸、母音体操などなど)を実施。

この訓練は、その週の宿題となり自宅で毎日実践を約束します。

宿題が毎週たまっていきますから、まじめにやると8種類の訓練を時間を見つけてやることになるのですが、そこは手抜きもOKと言われています。


ここまでやって、やっと休憩。 その後は本格的な歌唱指導。

歌唱指導も、最初はアドバイスなし自然に任せて歌い、その後はその曲にあった歌い方の具体的な指示があります。

声をまろやかでよく通るように出すために、口に卵をいれた感じで肩の力を抜く。 肩の力の抜き方も具体的な指導あり。

出にくい高音は、腹筋に力を入れるため座っているときは右足を引き上げ
立っているときは、膝をおり腰を屈める。

明るい感じに歌うときには、目を大きく見開く。

高音を思いっきり力強く歌いきるには、腹筋に力を入れ、肩の力をぬいて、かつお尻の筋肉をぎゅっと絞める。


こうした細やかで具体的なアドバイスを受けて不完全ながらも実践してみると、自分でも、その変化を実感できます。 

半分は洗脳(?)されているようにも感じるのですが。


そして、最後はいつも決まって「見上げてごらん夜の星を」を振るコーラス歌って終了。(この歌が修了時に披露するテーマ曲のようです)


これで2時間ですが、体はもうぐったりです。 まさしく全身疲労。

しかし何とも言えない爽快感も味わえ、ここちよい疲労感が残ります。


そしてこの間に自分で感じる変化を挙げてみると

1.ものを食べるときむせかえることが大幅に減少。 嚥下機能の改善

2.眼の下のたるみがなくなってきた。 表情筋の鍛錬 これは想定外!

3.声のかすれが解消気味。まだ十分ではないが、改善傾向にある!

などが、あります。


あと、7か月。(8月は夏休みで2月末まで)

 どんな変化をもたらしてくれるのか。 とても楽しみにしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?