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第1話 戦友

私の大好きな
一緒にいると元気が出る
”戦友" カピリナ(たこ焼きキッチンカーの店主。)

彼女はキッチンカーの店主として
今週末、Preデビューします。
前職を聞くと「もったいないー!」
と周りから言われる中
それでもやりたいことのために突っ走る
彼女の後姿を見て
めちゃくちゃ背中を押されました。

フリーランスでWebデザイナーとして
クラウドワークスに登録。
すごい微々たるお金をいただいて
駆け出しとしてがんばっていたけど
わたしにはそれが全く合わなかった。
モヤモヤしながら実家のお手伝いをして
鬱々とする日々。
それでも勉強は辞めない。

何が何でもフリーランスとしてお仕事するんだ!
それだけは変わらなかった。

独学で勉強しながら、ふと見たInstagramの広告で
SHElikesに出会った。
これなら!
体験を受けて即決した。

一通りWebデザインは学んでいたから
WebデザインコースのLessonはすんなり進んだ。
ただ、ホントにこれが自分のやりたいことなのかは
ずっと疑問だった。

正直、疑問と闘いながら
課題をこなすのはとても苦しかった。

そんな時、彼女から連絡がきて
最初につくった"ノボリ"のデザイン。


結局使われなかったんだけど
私はWebデザインを勉強してるのに自信もなく
正直自分で作っていても彼女に提案すらできず
Photoshopも全然使いこなせていなくて
めちゃめちゃ悔しかった。
(クラウドワークスで微々たるお金だったのも今となっては納得なんですが)

彼女が人生を賭けて
新しいことに挑戦して頑張ろうとしているよこで
お手伝いしている私がこんなんじゃダメだと思った。

もちろん依頼主は彼女なので
「あーして。こーして。そうそうこんな感じ」
そうやって
彼女のラフ案通りにこの"ノボリ"をつくった。
でも、もっと自分にできることがあるんじゃないか。
ホントにこれでいいのかな?
いくら彼女のデザイン通りでも
デザイナーさんってもっと違うんじゃないかな?
そうして、全く納得していない自分がいた。

提案すらできない自分に腹がたった。
同時に彼女に対して、後ろめたい気持ちになった。

どうすればいいのか分からなかったけど
気になっていたデザインのドリルを買って
毎日投稿をしてみようと思った。
それがTwitterInstagramのはじまり。

表紙画像は
約10年ぶりに会ったときに食べたときのもの。


つづく。

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