学校の先生もびっくり!学童支援員100人に聞いた”仕事で困っていること子どもたちが毎日楽しく過ごしている学童を運営している私から、「心が軽くなるヒント」No. 7
保護者との信頼関係の築き方がわからない
「何を伝えても軽くあしらわれたり、スルーされているような感じがします。どうすれば、信頼してもらえるようになるでしょうか」
ご相談の方は、毎日、お迎え時に顔を合わせる保護者の方の冷たい目線を受けていらっしゃるのでしょうか?あるいは、お伝えしても「ふーん」とあしらわれたりされていらっしゃるのでしょうか?
あなたには、そのような気持ちはないのに・・・相手の方が・・・。
私は、以前、お子さまにとってよさそうなことだと思いお伝えしたところ、保護者の気分を損ねてしまった経験があります。
その場では、保護者の方も笑って受け止めてくださったのですが、その日以降、どうも様子がおかしいと感じるようになりました。
受け止め方の違いで、誤解を招いてしまうこともあったことでしたが、私は、あえて少し間をおいてから、保護者の方にお声をかけていくようにしました。その結果、誤解だと言うことがわかりましたが、相手が気分を害されたと言う事実はありますので、出過ぎたことをお詫びしました。
このようなケースの場合は、「あれ?なんか、ちょっと違うなぁ」と感じたら自分の行動を振り返る時間を持って、改めて別の日に、お声をかけてみませんか?
そうすることで、自分の行動を冷静に見つめることができ、すなおにお詫びをすることができます。
あるいは、そもそも信頼してもらっていないみたい・・・と、感じるのは若手のスタッフに多いように感じます。
そのような場合には、「保護者」の方には横に座っていただき、
人がどのように信頼関係を築いていくかを考えてみましょう。
これまで、あなた自身が、誰かと信頼関係を築いてきているならば、その方とどのような時間やコミュニケーションをとってこられているのかを書き出してみてください。
あいさつから始まって、日常会話やその日あった出来事を伝えたり、新しい情報を伝えたり、好きなこと、苦手なことなどコミュニケーションをとりながら、少しずつ良い関係を築いてきたのではありませんか?
保護者の方も同じです。
大切なことは、相手を理解すること。
そのためには、自分から心を開いていくことも必要になります。
自分がどんな人間なのか、何が得意なのか。
お互いを知り合うために、日常会話の中でどれだけ相手を理解する内容が取り交わされているかも大切だと言われています。
軽くあしらわれてしまうことは、人として悲しいですが、どうして相手からそのような態度が返ってくるかを、一度振り返ってみることをお勧めします。
まずは、あなた自身が、相手のことを信頼していますか?
相手の困っていること、悩んでいることなどを知っていますか?
相手の問題が解決したり、何か役に立ちそうな情報やアドバイスなどを提供していますか?
ほんのささいなことや、自分には当たり前と思っていることでも、相手には異なることもたくさんあります。
良き行動を貯蓄していけるように努めることで、信頼を積み上げていくことができそうだと言うことはイメージできましたでしょうか。
知識や資格を振りかざすよりも、親身になって、相手のことを考えていけば、自ずと結果は変わっていきます。
常に、人の心は動き変わっています。
だからこそ、急がず、焦らず、時間をかけながら、少しでも信頼をしていただけるように関係を近づけていくことを心がけてみてください。
あなたならば、大丈夫です。
気づいた時が、全ての始まりです。
今日も、あなたが、すてきな笑顔で過ごせますように祈っています。
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