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タクシードライバーは「空間的価値」を作る仕事!テーマパークでの経験を活かして働く新卒ドライバー・仙波さんの仕事論。【kmVOICE番外編】

「DRIVERS」「kmVOICE」取材で、ご協力いただいた仙波さん。今回のnoteでは、そのダイジェスト版をお送りします。日々のお仕事と未来のビジョンについてお伺いしました。

PROFILE
2023年新卒入社 仙波さん
国際自動車東雲営業所タクシードライバー

テーマパークのアルバイトを経て!
タクシー業界で提供する「空間的価値」。

学生時代は国際系の学部に所属し、世界各国の地域の特性やインフラについて学んでいたという仙波さん。観光・旅行系の企業へ就職したり、海外へ出たりする人が多い中まったく違う道に進みたいと思い始めたといいます。選んだのは接客の仕事。お客さまと直接コミュニケーションを取る仕事が好きな理由は、学生時代のアルバイトにあるようで…。

学生時代、テーマパークでアルバイトをしていて、その中の飲食店でホールを担当していました。特別感・ムードを大切にするレストランで、おもてなしの心・ホスピタリティを持った接客について学んだんです。単なる飲食の場という枠を超えて、空間的な価値を提供するサービスは非常に面白さを感じました。就職活動の中で、この「空間ならではの価値」を追求できる仕事を探そうと思ったんです。

お客さまへの空間的価値の提供、その仕事の面白さを痛感したというアルバイト経験。「接客業」を軸に始めた就職活動の中、とある合同説明会で国際自動車(kmタクシー)について知ったといいます。

「接客」「空間的価値を提供」というテーマに絞っていましたが、業界までは絞り切らず…しかし、まさかタクシー業界の仕事に出会うとは。明るいスタッフの方々に声を掛けていただき、タクシードライバーに仕事について知りたくなったんです。

採用課のメンバーも、元ドライバー!
だからこそ聞けた、業界の魅力。

タクシー業界との、偶然の出会い。今まで注目していなかったタクシードライバーの仕事にはピンと来る物があった、とのこと。仕事の内容から、職場の環境、日々のスケジュール。その他、収入についての話や残業の有無、ワークライフバランスまで。一体何が、仙波さんの気持ちを動かしたのでしょうか。

それぞれの話がどれも明確でわかりやすく、すっと入って来たんです。しかも、決してポジショントークではなく。メリットだけでなく、タクシードライバーの仕事の厳しい部分、難しい所まで教えてくださいました。 それで仕事に対するイメージが明確になりました。

満足度の高い説明会の秘密、それは入社後に分かったといいます。

その説明会で話をしてくださった採用課の方々も、元々ドライバーをしていた人達だったんです。kmタクシーでは、内勤・事務職として働くメンバーもドライバー時代を経験している人が多く、だからこそ、説明会でよりリアルな話が聞けたんですよね。そのお陰で、入社後のギャップもありませんでした。

空間作りのノウハウを活かして。
安全を守る「キーワード」とは。

タクシー業界における「空間的価値」の提供。テーマパークの雰囲気作りとはまた違う難しさがあるといいます。

テーマパークはみんな「楽しみたい」という同じニーズを持った人達が集まる場所。タクシーのお客さまは一人ひとりニーズが異なります。急いでいるお客さまもいれば、疲れていて眠たいというお客さまもいる。その一人ひとりにとって最適な空間的価値を提供することが求められるんです。

一方で、すべてのお客さまに共通する心構えも。

どのような状況下でも、お客さまの安心・安全を守ることはタクシードライバーの責任です。テーマパークでのアルバイトの中で学んだ「焦らない・急がない・慌てない」というフレーズがあるのですが、この言葉をドライバーの仕事の中でも意識していますね。テーマパークの中の階段付近で、足を踏み外すと危ないので、この「焦らない・急がない・慌てない」を呼び掛けるんですが、タクシードライバーの安全管理においてもこのキーワードは重要だと気付いて(笑)。

いつも心の中で、おまじないのように「焦らない・急がない・慌てない」。仙波さんならではのこだわりと、タクシードライバーとしての誇り。今後の期待が高まります。

貴重なお話をありがとうございました!


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