転職のために読んだ本たち
私は、未知のものに飛び込むときは、書籍により情報を集める(勿論、Google先生にも沢山教わるが)。カスタマーサポートから内部監査、内部監査から法務へジョブチェンジをする時もそうした。今回の転職活動とて例外ではない。どんな困難なことでも「知の鎧」があるだけで、恐れが大分和らぐ。
タイトルの上に掲載した写真は私の仕事系の本棚である。今回紹介する本があまりないのは、ほとんど電子書籍で読んでいるからである。文献的な書籍は、紙の本のが便利だったりするが、読み物だったら、断然電子書籍派である。
転職意欲が芽生える本
そもそも転職活動をしようと思う前から、そういう思考になる本には出会っていた。
上記の本は、ドコモ、リクルート、Google、楽天からベンチャー企業まで12回転職したという著者がどこでも誰とでも働けるようになるために仕事の仕方(と生き方)を記したものだ。本書は、転職そのものがテーマではないが、自分が今後「仕事」とどうやって付き合っていくか考えさせられるものだった。
特に以下の部分には少なからず影響されたと思う。
会社を辞めるつもりはなくても転職活動は毎年する。いつでも辞められるから最高のパフォーマンスを発揮できる
他にもなるほどなー、と思えることの多かった良書。
相当売れてるようなので、知っている人も多いだろう。転職を考える時に非常に有益。 転職をどう捉え、どう進めるべきなのか、抽象的な話から具体的な話まで、しっかりとイメージができる。一冊買うならこれ。
実践本
マインドのところもしっかり書かれているが、職務経歴書や面接のことも書かれている。職務経歴書の書き方に法務の例があるというレアな本でもある。
その他に面接対策系の本「採用側のホンネを見抜く 超転職術」と「成功する転職 たった3秒で面接官の心をつかむ受け答え」の2冊を読んだ。しかし、自分の転職思考が固まっていれば、受け答えに困ることはあまりないので、面接にフォーカスしたものは、さほど必要ないという結論に至った。
転職後のための本
なにぶん初転職なので、転職したとして、その後のこともイメージしないと心細い。私は心配性なのである。
中途入社者が少ない会社をイメージして書かれているので、中途入社者は「よそ者」であるという前提で、かなりハードル高めに、心構えや振る舞いが書かれていたので、ちょっとビビってしまった。ITや若めの会社なら中途が多数派だったりするので、ここまでのハードルはないだろうが、良書だと思う。
「転職後、最初の1年にやるべきこと」で十分お腹いっぱいだったのだが、千田氏の語り口は昔から好きだったので、追加で購入。書かれていることに大きな違いはないが、こちらの方が転職を全肯定しているところから始まるので、ポジティブかつ攻めの印象を受けた。もう10年も前の本だが、こちらのがオススメ。
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