見出し画像

助け合い事業と協同労働の実践に向けて古びた脳をフル回転させました。

昨日からの2日間、「協同労働実践交流全国集会」にオンラインで参加させていただきました。こういった集会では会員限定が常ですけれども、一般参加も受け入れてくれた懐の深さに感謝申し上げます。
とはいえ長丁場の集会、入退室を繰り返しての参加でした。
感心したのは評論家的な発表はひとつもなく、すべてが実践者の報告だったことです。

参加動機はわたしたちが検討中の「助け合いの会」の組織についてどうすべきかを学ぶためです。
わたしたちが計画している移動支援や生活支援や休耕地の利活用などは、地域にとって必要ですが、すぐには事業になりません。
その事業を「労働者協同組合法」に基づき、労働者としてのさまざまな権利を保障して正式な形でスタートさせるにはまだまだ無理があります。
しかし(1)出資の原則、(2)意見表明の権利、(3)活動への参加などの「協同労働」の特徴を活かした組織づくりにはこだわりたいと考えています。
事業を確立していける目処がついた時点で、法に基づいた正式な協同労働組織にしていけばいいかなと、この2日間の集会で学びました。
それまでは「任意団体」で活動するか、社会連帯機構のお世話になって「社団法人」として活動するかの2択かと思います。
まだ法律の細部が固まっておりませんから焦ることはないので、これからも機会を見つけて学んでいきたいと思います。

もうひとつの目標も見つけました。それは「みんなのおうち」構想です。
会員一人ひとりの希望の実現や地域の課題を解決するまちづくりの拠点のことを「みんなのおうち」と呼んでいます。今、日本では少子高齢化、人口減少の中で学校の統廃合など遊休施設が増加したり、空き家や遊休農地も増えています。
そんな地域の改善事例の発表もありました。
そういった事例も活用し地域再生の拠点をつくっていければと思います。
拠点となる空き家探しもあきらめず続けたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?