営業職からSEに転職した時に考えたこと

今回は、営業職からエンジニアに転職した時に考えたことを、初心忘れるべからずということで書きます。少し長くなりました。

TL;DR

経験でキャリアを切り開いていくぞ!と決めた話です。

営業時代に感じたこと

新卒から「キャリアアドバイザー」というお仕事をしていました。

キャリアアドバイザーとは、転職希望者に対して転職成功までの様々なサポート業務を行う仕事。 例えば求人情報の提供、職務経歴書の書き方を指導、企業との面接セッティング、入社日や給与条件などの交渉、在籍企業の退職交渉アドバイスなどをトータルに行う。 (出典)

私がいたところは看護師さん限定にサービス展開をしており、毎月70人前後の看護師さんとお話していました。

看護師さんの仕事の特徴

私が感じた看護師さんの特徴として、仕事が好きな人がとても多いことが挙げられます。私が担当した看護師さんで「看護師の仕事自体が嫌だから転職したい」という転職理由はだいたい2~3%でした。(ちなみに、圧倒的1位は人間関係のトラブルです。女性社会って大変...) 
また、仕事が好きで積極的に勉強してきた看護師さんは、転職時に「自分が興味のあること」が選択肢に入る可能性が非常に高かったです。経験によっては、求人募集が無い職場に高待遇で採用!なんてことも。

経験と成績って...

さて、その時の私の状況はというと...
当時の会社は中途社員が95%で、かつ採用観点が前職の成績+成長意欲でした。新卒の自分からすると、モンスター社員ばっかりな環境でした。
ただ、営業成績は前職の成績とあまり関係なかったのです。超大手企業出身で表彰されました!みたいな人が自分より売れてなかったり、社員数人のベンチャー出身の人が上位数%の成績だったり。優秀な人ばっかりだろうに、こんなにも再現性が無いもんか...とびっくりしてました。

自分のキャリアを考えた時に...

同年代がちらほら転職し始め出した2年目の初夏の頃、自分のキャリアについて見つめ直してみました。

1 今まで経験した仕事内容が次の選択肢に直接影響する    
2 今までの経験から選択肢を選ぶ将来性を買われて選択肢を選ぶ

1と2のどちらに魅力を感じるかは人によると思いますが、私は今までの経験を直接活かしてキャリアを進めたい!と思い、転職を考え始めました。

その後何をしたか

実は、この後すぐに転職を決心したのではありません。
そこから、現職への見極めのために本気で仕事をしました!積極的に、意欲的に、とにかく全力で働きました!現職が好きになるなら、転職しなくていいですから。
結果、驚くことに営業成績が少しづつ伸び、数ヶ月後には上位30%くらいまでになりました。1年目の年間成績が下位5%に入っていたことを考えると、とんでもない成長です。
そして、そこまでやり続けて、「この仕事はそこまで好きになれないな」と感じ、転職を決断しました。ここで成果を残して、それが評価されてキャリアアドバイザーの道を進むのは、私には魅力的に感じなかったのです。なので、転職を決意しました 。

なぜエンジニアか

エンジニアを選んだのは、意外とあっさりです。
再現性があって論理的な仕事がいいな...

エンジニアってどうなんだろう?業界のこと調べるか...

経験と資格で評価される!? しかも人材不足!? 20代なら未経験文系でもチャレンジできる!?
ちょっとだけプログラミング触ってみるか...

なにこれ楽しい!しかも割とスルスル頭に入ってくる!合ってる気がする!これは挑戦するしかない!
ってことで、2019.01から転職活動を始め、2月中旬くらいに内定を頂きました。

以上、初心を忘れるべからず精進してまいります!

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