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プノンペンでドリップコーヒーを淹れる、紙フィルターを工夫して

プノンペンでドリップコーヒーを。東南アジアだから、イオンが進出しているからと、何の準備もせずに安易にプノンペンへ来たが、ドリップコーヒーパックは見つからず、ドリップとフィルターを探すも視野に入って来ず、なかなか敷居が高い。バイヨンスーパーでベトナムコーヒーのドリップパックを見つけたがアロマが強い、がないよりマシ。スタバも類似のブラウンコーヒーやアマゾンなどカフェは多くあるが、日本以上のお値段というのも敷居が高い。

セントラルマーケット近くの珈琲豆焙煎所にドリップとフィルターがあったが、3.5ドルと3ドル、両方とも日本製、百均で揃うもの、納得出来ずに買わず、マーケットの中の鍋釜テーブルウエア屋を何軒も覗くが見つからず、ベトナムコーヒー用はあったが(3.5ドル)。

コーヒー豆店Sin Veng Yu Coffee Shop


ソリヤCP内のLuckyラッキースーパーへ行って探したらタイの珈琲豆メーカーBon Cafeがフィルターも2.3ドルで販売、これを調達。焙煎所へ戻ってカンボジアMondulkiri産アラビカ種の豆を250g購入、3ドル、ペーパーフィルター用に挽いてもらった。ASEANサミット出席のEU代表部と思しき入場証をかけた方々も買いに来ていたが、カンボジア産コーヒー豆の情報が限定的で彼らも選ぶのに迷っていた。

ドリップ3ドル、フィルター3.5ドル
Luckyで紙フィルターを発見、2.3ドル



Oil Arabicaと表記された豆はネット情報から焙煎過程でマーガリンやバターを入れ手甘さや香付けをしているのではと、店の人の説明は理解出来なかったが。とりあえず、お試しで淹れてみたが、濃くアロマっぽくかつ苦味が強い、焙煎がダーク寄りなのか、ベトナムコーヒーとよく似ている味、が第一印象。

カンボジアMondulkiri産、12ドル/kg
カンボジアMondulkiri産
Sin Veng YuのカンボジアMondulkiri産、250g3ドル
ベトナム・ダラック産
コーヒーミル
この豆を購入、カンボジア産
ラオスPakse産
カンボジアPailini産
各種コーヒー豆


カンボジアのコーヒー豆は標高600-900mの山岳部であり、モンドキリやパイリン、ラタナキリで栽培されている。過去15年かで生産量が約70%減少、ロブスタ種でも生育環境が最適ではない。カンボジアで消費されるコーヒーはほとんどが輸入であり、多くがベトナム産である、とのこと。

Luckyのコーヒー豆
Luckyで売っていた仏カジノの豆
タイのコーヒー豆パック
このペーパーフィルターを購入、USD2.3
コーヒー豆店Sin Veng Yu Coffee Shop

どうやってペーパーフィルターと粉だけでコーヒーを淹れるのか?フィルターをドリッパーにすることだが、ドリッパー容器がないので(買わなかった)フィルターに穴を2箇所開けて箸を通してマグカップの上に乗せ、コーヒー豆を入れお湯を注いだ。ふにゃふにゃしているが、零れず何とかドリップコーヒーとなった。


紙ドリッパー、こういうのがあれば良かったが帰国してから視野に入った。

https://www.amazon.co.jp/dp/B06XPRSFNB/ref=cm_sw_r_as_gl_api_gl_i_JMK8C3P8JNCQ6635ZWKN?linkCode=ml1&tag=mag2sekai-22

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