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2022年6月の記事一覧

歴史的建造物-文化庁の登録有形文化財(国指定文化財等)と東京都選定歴史的建造物

歴史的建造物-文化庁の登録有形文化財(国指定文化財等)と東京都選定歴史的建造物

歴史的建造物というのはそれらが国や自治体が文化財として認識し登録することでその効力を発揮すると考えられる。

国レベルだと文部科学省の文化庁がその役割を担う、地方自治体だと、東京の場合は東京都庁都市整備局となる。

国指定文化財等データベースー文化庁 https://rekishiteki-kenzobutsu.com/

文化庁の登録有形文化財(建造物)https://kunishitei.bu

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目黒競馬場とトゥルヌソル像

目黒競馬場とトゥルヌソル像

区報でみかけた明治40年に開設された目黒競馬場、昭和7年に第一回日本ダービーが開催され、翌昭和8年の第2回日本ダービーの後に府中へ移転した。跡地は公的機関、民間会社の社宅、民家や教育機関となっている。その後、その公的機関や社宅が売却され、現在は共同住宅や戸建て住宅に様変わりしている。住居表示でいうと下目黒五丁目、六丁目となる。目黒競馬場があったという痕跡は、バス停と信号機に元競馬場、また、渋72系

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旧砂堀医院(目黒三丁目)
            - 文化庁登録有形文化財(建造物)-Three Tiers

旧砂堀医院(目黒三丁目) - 文化庁登録有形文化財(建造物)-Three Tiers

目黒三丁目に洋館「旧砂堀医院」がある。 旧砂堀医院は2018年に文化庁により登録有形文化財(建造物)として登録されている。

1937年(昭和12年)、海軍軍医であった砂堀雅人が鎌倉からある洋館を移築した建物、数年前までは「砂堀醫院」の名が玄関のドアに刻印されていた。

建造物は、木造2階建、金属板葺、建築面積66㎡である。文化庁の国指定等文化財DBより、次のように説明されている。

住宅地の路地

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