知識だけで戦う限界
よいことを考えればよいことが起き、悪いことを考えれば悪いことが起きる。
願望は具体的なイメージを描きつづければ現実化する。
・・・とよく言われますが、私自身で言えば、よくないことを考えると、本当にそのとおりになってしまうことが多いように思います。
もちろん逆ケースもありますが、印象に残っているのは「失敗への恐れや不安が現実になってしまう」こと。
それは偶然なのか、それともなにか因果関係があるのか、よく考えます。
最近、ひとつの足掛かりとして「量子力学」に関する本を読み漁っています。
印象に残った本
「運気を磨く」 田坂広志著(光文社新書)
「量子力学的願望実現の教科書」 高橋宏和著(SB Creative)
「量子力学的習慣術」 村松大輔著(サンマーク出版)
私は理屈屋で科学的根拠がないと物事を信じないほうでしたが、これらの本は物理学から話をスタートさせていますので、割とストンと腑に落ちました。
そもそも「信じる」というのは、科学的根拠がないものを信じることを信じることですので、科学的根拠があるものは”理解する”ということでしかありません。
ところが「量子力学」は”運気”の話までいくと、もうこれは信じるしかありませんので、余計に興味を惹きます。
簡単にいえば(私なりの理解)
・この世の中の物質は粒子でできており、粒子は波動している。
・波動は同じ波動をひきつけて具現化する
・人の思考も波動、潜在意識も波動であり、いわゆる引き寄せを起こす
私でいえば人間関係で失敗することが多いのですが、実際にコトが起きるまえにすでに頭のなかで
・〇〇は私に反発しているのではないか
・〇〇とは協調できないのではないか
・〇〇は私に失望しているんではないか
といった根拠のない妄想が膨らみ、おそらくはそれが波動として伝わってしまい、現実化してしまったと解釈できます。
私は人材マネジメント界隈を生業にしていますが、肝心の足元のマネジメントでしっかり実証していかないと価値がありません。
いままでは知識や経験・スキルでここまでのキャリアを積み上げてきましたが、もうそれだけを語っていても限界があるように思っています。
納得のいく範囲で、量子力学や脳科学、心理学など含めて、多面的に「人材マネジメント」「人生」を掘っていきたいと思っています。