バイヤーにだけ感じる匂い
こんにちは。
2度目の投稿、株式会社KLDでオペレーションマネージャーをしている164こと岡崎大志です。
この記事は、【福岡 糸島の古着屋さん】株式会社KLDの Advent Calendar 2020の12月12日の記事です!
KLDはブランド品を扱うオンラインリユース企業です。
僕はKLDでオペレーションマネージャーをしているわけですが、実は20代半ばの時は別のリユース企業で買取バイヤーをしていました。
そのため僕自身KLDでもバイヤー業務を行うこともあるのですが、バイヤーをやっていると「あれなんか匂うぞ」を感じる時があるんです。
この記事は
・バイヤーってどんな業務してるの?
・「ある匂い」が気になる。臭いの?
とバイヤーについて興味のある方に向けてお話していこうと思います。
それではいきます。
バイヤーってどんな業務?
二次流通業界におけるバイヤーの業務とは簡単に言うとお客さまから預かったお品物の中古相場を調べ、適正な価格でお買取りすることです。
幾千とあるブランドの中から特定のモデル名を追求し、ヒトとモノの背景を汲み取り、適正価格を提案する。
そして魅力ある商品説明とともに次の誰かに繋ぐ。
つまりバイヤーの業務とは商品とともに背景や価値を正しく繋ぐようなものなのかなと思います。
しかし正しく繋ぐとは言っても買取企業によって適正な買取価格という意味合いは違います。
KLDのように中古市場に対しての正しい相場観で買取価格を決定をするところもあれば、お客さまが満足する金額こそ適正な買取価格という企業もいます。
ここに二次流通業界における闇があって、中古相場を知らないお客さまも多くいる中、「お客さまが満足する買取金額」というのは買い叩いたとしても満足すればOKという意味合いで使う企業も当たり前のようにいるのが現状なのです。
ある匂いとは?
バイヤーの業務を行うにあたり一番難しいことって何かご存じでしょうか?
それは「真贋」です。
真贋とは偽物と本物を見分ける作業なのですが、この真贋においてどうしても暗黙知な領域があります。
それは商品を触れたときに感じる「違和感」だったり、商品の全体を確認したときに感じる商品自体の「様子のおかしさ」だったり。
優秀なバイヤーはどこかおかしい気がするけど、ぱっと見じゃわからない謎の胸騒ぎを「なんかくさいな」と嗅ぎ取るのです。
つまり「ある匂い」とは偽物商品から出る違和感のようなものです。
この匂いを嗅ぎ取る力はいかに商品を細部まで見て触れていくかで培われていくのだと思います。
ずっと触れて見ていると、「このブランドタグのこの文字のここのカーブおかしくね?」とか「このブランドタグのこの文字とこの文字の間の糸1本多くね?」とか何となく感じてきます。
KLDではこの暗黙知をアセットしていくために日々、バイヤーとしてのスキルを磨いています。
最後に
KLDで買取をご利用いただく全てのお客さまには、二次流通業界に蔓延る、いかに安く買いたたくかというマインドは一切持ち合わせず、嘘偽りのない公正な査定金額となぜその金額になったのかという正当な理由をご説明した上で納得のいくお買取り体験ができることをお約束します。
最後までご覧いただきありがとうございました!
明日の記事もお楽しみに!
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