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新しい趣味とBTSの話

コロナ禍の失業という、大きな波に飲み込まれ、流されているうちに辿り着いた短期の学生生活も、来週で終了。

久しぶりの学生生活は、なかなか刺激的で楽しいものでした。

こんなことにならなければ一生接点がなかったであろう同級生たちとの出会いは、年齢や性別の垣根を越えた、とても貴重な出会いでしたし、30年ほど使っていなかった理数系脳の酷使もとてもよい刺激になりました。

そんな、いくつか学んだ新しいことの中にホームページ制作に関する授業があります。

これに関しては全くの素人でしたから、内容についていけるか、一抹の不安がある中でのスタートでしたが、始まってみれば想像していた以上にとても楽しく、興味深い授業でした。

奥深い世界の、ほんの入口に触れただけですが、日々当たり前に使っているスマホやPCで目にするサイトが、こんな風に作られているのだということがわかり、その作業の多さと細かさにただただ感心しています。

そして、せっかく覚えたことですから、できれば忘れたくない。なんなら、もっと知識を深めたい。では、その方法は?と授業中にぼんやり考えていましたら、我ながらとてもよい名案が浮かびました。

単純なことです、私だけのBTS専用HPを作ればいいんです。

勉強したことを忘れずに、そしてもっと学ぶには、モチベーションが大事ですからね。

思い立ったら実行あるのみ。

早速始めてみましたら、退屈な試験対策をしているより、格段に楽しいし、勉強になるようです。

オタク仲間である、後ろの席の子にこのことを話すと、すぐに彼女も推し専用HPを制作し始め、互いによりパーフェクトなオタクワールドへ近づくべく、学んだばかりの知識を駆使し、時には知識交換もしつつ、高め合うという、素晴らしい相乗効果も生まれています。

そんなこんなで、なかなか楽しくて、刺激のある趣味が一つ増えました。


去年の今頃は、雇止めへの不安が現実となりつつある過程にいて、お先真っ暗な、とても暗い気持ちで過ごしていました。

実際、その後不安が的中し、とてもとても深い暗黒の世界へ入り込み、かなり心が荒みましたが、何とかなってくるものなんですね。

この一年を振り返ってみたら、こんな言葉が浮かんできました。

「そのときにできることをできる分だけやっていきましょう」

誰だったか覚えていませんが、BTSの誰かがこのような言葉を言っていたような記憶があります。

何か大きな抗えない波に飲み込まれても、その先には何か想像もしていなかった世界があるから、起きてしまったことを嘆いてばかりいないで、前を向いていこうねってことかなと、解釈しています。

彼らだって、コロナ禍で影響を受けた当事者であるはずなのに、こんな言葉を私たちに送ってくれて、励ましてくれて。

そして思うことは、なんだかんだと、BTSという存在に支えられている私なのだということです。

彼らの思いに応える為にも、いちARMYとして、彼らに恥ずかしい思いをさせないように生きていこうと、改めて思うのでした。

ありがとう、BTS。そして、これからもよろしく。


最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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