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管理教育vsアクティブラーニング

明治に構築された学校制度は、富国強兵に必要な国民=製造業に従事する均一な人間を育成するために、①時間厳守、②単調作業に慣れる、③管理者には服従するという目的があると言われます。
そのためか、近代教育の指導者と呼ばれる人々は「管理すること」が仕事になっているようでなりません。
それだけではなく、次世代の指導者も自分が受けた指導者のスタイルが知らず知らずのうちに刷り込まれているので、疑うこともなく綿々と続いているのだと思います。

 その管理型から子ども自らが学ぼうとする=アクティブラーニングを自然とさせるロボット教室やプログラミング教室、ICT機器を使った教室が増えています。

そんな中、あるロボット競技会で、競技が終了して帰り支度をしている時のことです。
あるチームのヘッドコーチが激しく自分のチームのコーチを怒っていました。持参したものを子ども達だけで片付けることができないまま、時間だけが経過していたからのようです。つまり、来る時は、コーチがすべて段取り、準備してしまったので、帰りの支度では子ども達が何をどこへどうすればいいかわからなかったのです。

アクティブラーニングできる環境が増えてはいるのですが、看板だけが自主自立で、中身は相変わらずの日本型管理指導では・・・・。

ここでも保護者の心眼が試されます。