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不動産が泣いている。“先祖代々”という名の不動産呪縛!?


こんにちは、不動産マニアです。
今日は、
「先祖代々”という名の不動産呪縛」というテーマでお話します。
先祖代々の山や田畑、自宅など不動産を相続する可能性がある方は、
ぜひ参考にしてください。

■先祖代々の不動産相続には多大な経費がかかる

「ここは先祖代々の土地だからしっかり頼むぞ」といわれ、
責任感だけでしぶしぶ土地を引き継いでいるという方もいるのではないでしょうか?
不動産はうまく活用しなければ、
「先祖代々」という伝統を守るためだけに、
多大な経費がかかります。

もちろん「先祖代々の不動産」という財産自体は、
なんら批評するような対象ではありません。
むしろ一族の歴史をずっとリレーしてきた、
お金には代えられないとても尊い財産です。

ただし、「先祖から引き継いだ責任」とはいうものの、
無い袖は振れません。
責任を果たす目的のみで、
生活費を切り詰めてまで管理する必要があるのでしょうか。

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■相続した不動産を放置したままでは経費がかかる

一例ですが、
人の背丈より高い木1本切るのに数万円かかります。
仮に、何千坪の山を整備する場合には、
毎年何十万単位の費用がかかるケースも
珍しくありません。
さらに、木が倒れて通行人にケガをさせたり、
隣の民家を壊してしまったりすれば、
数百万単位で損害賠償を求められる場合も。

田んぼや畑も放置したままでは、
どんどん荒れていきます。
草刈りをせず雑草が伸び放題で害虫が沸いたら、
近所の田畑に迷惑をかけてしまう場合もあるでしょう。
一年を通して目を離せない状態が、
子供たちの代に渡って永遠に続くわけです。

まったく活用していない不動産の経費を
毎年ないし毎月、家計からやりくりするのは大変でしょう。
「先祖代々の不動産を守る」という使命を果たしたとしても、
その代償に家計が火の車になってしまう状態
ご先祖様が喜んでくれるとは思えません。

気持ちと時間に余裕のあるうちから動き、
家族の幸せを第一に準備することが重要ではないでしょうか。

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■相続した不動産の「永遠と続く経費の呪縛」を解く方法とは

では、
「永遠に続く経費」という呪縛を解くための具体的な方法をご紹介したいと思います。
お伝えしたいポイントは、
大きく分けて下記の2つです。

*一刻も早く処分を検討する

持て余している不動産があれば、
すぐにでも処分に向けて動きはじめましょう。
まったく活用していなければ「権利上持っているだけ」であり、
本当の意味で「その土地を守っている」とは言えません。

もちろん、家族との話し合いの中で
「先祖代々守ってきた土地を処分するなんて…」と、
躊躇う意見も出るかもしれません。
しかしながら、使う見込みもなく放置しているのであれば、
その土地を使いたい人に活用して貰ったほうがご先祖様も喜んでくれると、
私は考えます。

そして、もし持て余されている土地にココロがあったとしたら、
寂しくて悲しい気持ちになっているはずです。
どう考えても可哀想ですよね。

ちなみに処分する手段は、
1. 近隣の方に譲渡を打診してみる
2. 地元の不動産会社に販売協力を依頼する
3. 引取業者に引き取って貰う

などが有効な手段として挙げられます。
これらについては、下記動画でも触れていますので、
気になる方は参考にしてみてください。


*子供に引き継ぐ負担要素を少しでも抑えておく

「そうはいっても、処分まではちょっと…」という方は、
将来引き継ぐかもしれない子供にかかる負担や経費を
少しでも減らせるように準備をしておきましょう
不動産によってさまざまな準備が考えられますが、
共通して当てはまる点は2つあります。

まずひとつ目が「日常的な管理を怠らない」です。
不動産は放置するほど後々手が付けられなくなります。
例えば、雑草がボーボーになったり、木が伸びすぎたりすれば、
いざ手入れする際に費用が莫大になることも。
草刈りをしたり、木をこまめに剪定したりと日常的に管理しておけば、
将来的にかかる維持管理の費用をぐっと抑えられるでしょう。

2つ目が「近所付き合いを良好に保っておく」です。
不動産の維持管理が不十分で周囲に迷惑をかけてしまうと、
近隣トラブルになる恐れがあります。
例えば、木が倒れそうになったとき、
近所との関係が良好であれば早い段階で知らせてもらえ、
トラブルを未然に防げるかもしれません。
万一トラブルになっても、
初対面同士で話し合いをするよりは穏便に解決できる可能性もあります。

■まとめ

不動産は保有しているだけでも多大な経費がかかります。
もし活用しづらい土地を相続する予定があるなら、
今回の内容を参考に対策してみてください。

ただ、知識がなく難しいとお考えならば、
プロに相続するのも方法のひとつです。
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本日もありがとうございました!

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