迷子のための雑学②住所は時計回りになっている
こんにちは、不動産マニアです。
今日も、前回に引き続き
道に迷ったときに役立つ(かもしれない)
雑学です。
初めて友達の家を訪ねるときなどには、
○○町○丁目○番○号
と、相手の住所を教えてもらいますね。
最近は、
地図アプリやカーナビなど、
精度の高い地図がたくさん出回っていますので、
「住所を入力したらナビにお任せ」
で、昔に比べれば飛躍的に迷うことは減りました。
それでも、
密集した住宅街や、
細長いビルが立ち並ぶ場所では、
地図では目的地に到着しているのに、
目的の建物が無い!
というヒヤヒヤな場面もあると思います。
今日ご紹介するのは、
そんなときに知っておくと便利な雑学です!
■住所は時計回りになっている
住所には、
「丁目」「番地」「号」
があります。
(「号」が無い住所もありますが、それは最後に補足します)
これは、下の図をご覧の通り、
丁目→番地→号の順に、
区画が小さく絞られていきます。
引用:市川市役所
そして、「番地」は、
道路で四方囲まれた最少区画なので、
道路をまたぐことはありません。
※行き止まりの路地のような道は、
ここでいう道路とはみなしません。
ですので、番地まで特定できれば、
道路を絶対渡らないぞ!
と念じながらその区画だけを回っていれば、
目的の建物は必ず見つかります。
そして、番地の中にある
「号」にも法則があり、号はほぼ例外なく
時計回り
に番号がふられています。
ですので、行きたい番地の区画を
時計回りに歩いていれば、
あっという間に目的地を見つけることが出来るのです。
■実際に試してみましょう
具体例で考えてみましょう。
架空の例として、
東京都葛飾区立石5丁目13番4号
という場所を探しているとします。
初めにやるべきは、「番地」の特定です。
「号」は何でもいいので、
「立石5丁目13番地○号」
のプレートを探しましょう。
全ての建物に付いているわけではありませんが、
数件に1件くらいは、門や玄関付近に、
こんなプレートが貼られています。
引用:葛飾区役所
ということで、
「立石5丁目13番1号」
のプレートが見つかりました。
「号」は時計回りですので、
1号のプレートがついた建物を正面にして、
左方向に歩いていけば、
3件隣くらいには、
「5丁目13番4号」
が見つかるはずです。
ちなみに「号」は、必ずしも
1号、2号、3号…
と続いているとは限らず、
1号、3号、4号…
と、2号が抜けていたり、
1号、2号、2号、3号…
と、同じ「号」が何件も続いている場合もありますので、
数字は目安程度にお考えください。
とはいえ、
「皆目見当もつかず迷子に…」
という状況は間違いなく避けられますので、
地図が苦手なウーバーイーツの配達員の方など
(そんな人いないですかね!?笑)
困った時は、ぜひこの法則をご活用ください!
■補足
今日の雑学は、
「○丁目」
がある住所に限ってのお話で、
「△△町○番地」のように、
丁目が無い住所の場合、
この法則は使えません
のでご注意ください。
ただ、「丁目」が無い町は、
そこまで建物も密集していない、
郊外であることが多いので、
幾つか目印を聞いておけば、
そこまで迷子になることも少ないでしょう。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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