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相続手続き、自力でできる?

こんにちは、不動産マニアです。
今日は、
「相続したとき、手続きって自分で出来ないの!?」
という疑問にお答えしたいと思います。

多くの方は専門家に依頼しますが、
簡単に手続きできるならば、
専門家に費用を払うより、
自分でやった方がいいですよね。

先に結論から言いますと
自力でもやっても難しくない
手続きがほとんどです!

…但し!
その手続きは、
かなり手間がかかります。

「手間を省いて費用を払う」か。
「手間を覚悟で自力で頑張る」か。

…私個人としては、書類作成を集めたり、
不備でやり直しなどの手間を考えると、
専門家に依頼した方が圧倒的にオトクだなと感じています。

とはいえ、今回のテーマは、あくまで
「自分で相続手続きできるのか」
ですので、
手続きの全体像をご紹介していきます。


■必要手続きは?

財産の内容によって、
必要になる手続きは変わりますが、
主な手続きとしては
・年金の解約
・銀行口座の解約
・保険金の請求
・不動産名義の変更登記
・会社代表の変更登記(自営業の場合)
あたりが挙げられます。

これらの手続きは共通して、
おおまかに言うと
「申告書」
「添付書類」
の2種類の書類で構成されています。

申告書は、役所等の各窓口で聞けば、
どんな申告書かを含めて、手続き方法を教えて貰えます。

また、添付書類についても、通常は
徹夜して作るような難しい書類もありません。

この全体像さえ掴んでいれば、
特に難しいことはありません。

↓↓↓ やるべき手続きやスケジュールを、動画で詳しく解説しています ↓↓↓

■  申告書類の最難関、『戸籍』

強いて言えば一点、
断トツで手間のかかる作業があります。

それは、
「故人の戸籍を全部集めること」
です。
全部集めるというのは、
「生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍」
です。

これは、銀行解約や不動産名義変更など、
「法律上、相続する権利がある人を、正確に確認する場面」
で必要になります。

戸籍を集めること自体は、
それほど難しくはないのですが、
「戸籍=本籍地の履歴」
なので、本籍地のある役所から取得する必要があります。

ですので、例えば住民票が横浜市にあっても、
本籍地が大阪市であれば、
大阪市役所から取得しなければなりません。

故人の幼少期や、転勤などのきっかけで、
一瞬でも本籍地に設定した市町村があれば、
それら全ての役所から、
戸籍を漏れなく取得する必要があるのです。

「わざわざ戸籍取るために大阪まで行けない…」
という方も少なくないでしょう。
一応、どの役所でも、郵便で戸籍を送ってくれます。
ただ、インターネット等から役所ごとの申請書を入手して、
・申請書
・返信用封筒
・定額小為替(小切手のようなもの。郵便局で買えます)
・本人確認書類
を一緒にして役所へ送る必要があり、
その準備もなかなかの一苦労です。

■まとめ

ここまでご覧頂いた通り、
相続手続きの大変さは、
「難しさ」ではなく、「手間の量」
と言ってもいいと思います。

これは、時間や金銭的な余裕は
人によって違いますので、
「専門家vs.自力」の正解はありませんが、
「自分でもやる根性はある!」
という方は、各窓口に相談しながら、
自力でも十分に手続きは可能ですので、
ご紹介した内容を、是非参考にしてみてください!


本日もありがとうございました!

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