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生きてたら流れってあるんだなー①

 普通に人生歩んでいた私、膝カックンされたみたいだった。パタリと病気になった。実はその前に 夫もそうなっていた。二人してパタリと死にかけたんだ。

 夫は仕事に、私は主婦で子供たちを育てた。夫には仕事で辛いこともあった。私も子供達の受験期には本当につらかった。子どもたちを支えているつもりだった。夫も支えていた。子どもたちよりも夫の仕事優先した。

 私なりに頑張って来た。称賛はされなかった。主婦にとっては当たり前だった。家事も子育ても。何と言っても自分自身がこう思っていたんだ。
 私には価値がない。私よりもすごい人は世の中にいっぱいいる。
 私は緊張しいで笑って人と自然体で過ごすことができなかった。嬉しいことはあるだけど、それはとても少ない。誰も私を認めたり与えてくれたりしないんだ。だから頑張らなきゃいけない。人生は頑張るばかりだった。そして認められないことの連続だった。なぜかって、自分がそう思っていたんだ。

 膝カックンは僥倖だった。どちらかと言うと嬉しかった。膝かっくん、まぁ病気である。命に関わるような、病名を知った時なんて思ったか。
「あぁ あと3年なら頑張れる」そう思ったんだ。自分で自分を殺すことはしない。そんな勇気はない。過去 死にたいと思いながら引きこもった10年。
で 私には死ぬ勇気はなかったのだ。朝から晩まで死ぬ方法を考えていたけど、行動できなかった。
 3年経ったら死ぬのかなと、受け入れた気分だった。

 ところが変わったのは夫だった。やりたいことやっていいよと受け入れるようになった。
病気は心が作り出すというセミナーに行っていいって。言うとき震えたのにあっさり認めてくれた。今までならありえない。病気が彼に大きな影響を与えていた。

 


 今日はここまで。

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