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【甲子園の感想】京都国際4―0新潟産大付【それと新潟県の高校野球に思うこと】

順当と言えば順当な結果だった
のでしょうか。


第1試合(智弁学園2―1健大高崎)
第2試合(小松大谷3―0大阪桐蔭)

という、ネット上に出ていた各種予想
(予想の例)を覆す結果があっただけに

甲子園の女神なのか魔物なのかが
何かやっている感

もありましたが、

新潟産大付のやりたかったであろう
ゲームプランを京都国際にやられて
しまったという印象です。


新潟産大付のゲームプランは、
おそらく1回戦・花咲徳栄戦と同じく
とにかく食いついて相手に圧力を
かけ続ける
ということだったのかなと思います。

ところが、京都国際の左腕・西村投手が
思った以上に良くて、その圧力を
かけられませんでした。

それどころか、逆に

京都国際打線に
圧力をかけられ続けてしまった
という感じ

がしました。


これが全国レベルの強豪の野球。
産大付はベンチ入りメンバーの
ほとんどが入れ替わりますが、
経験を新チームに
伝えてもらえたらなと思います。

選手の皆さん、
監督さん、
関係者の皆さん、
応援に駆けつけられた皆さん、
お疲れ様でした✨

さて、産大付がなぜ花咲徳栄に勝ち
京都国際に負けたのか?
について、素人なりに考えて
みました。

考えてみた結論は、

今夏の新潟県の有力チームは、
帝京長岡の右腕・茨木佑太投手を
どう打ち崩すか
を課題にしていたのではないか?

ということです。

産大付は県大会決勝戦で、
疲労があっただろうとはいえ
茨木投手から10安打4得点を
奪っています。
※茨木投手は、準決勝・新発田南戦
 には登板せず。

茨木投手は2歳年上の兄・秀俊投手
(現在、阪神タイガース所属)
ともども北海道のシニアから
帝京長岡に
入学しました。

いわゆる野球留学生。

ただ、

その留学してきた茨木投手を
打ち崩さないと甲子園には
出られない

という課題を、
新潟県内の有力チームは
クリアしようと考えたこと
でしょう。

そして、
茨木投手に疲れが残っていた
であろうとはいえ、
産大付は同投手を攻略できたと。

このことは、

打者は投手が育てる

ということの事例と
言えると思いますし、また、

野球留学生の存在によって、
その地域の高校野球のレベルが
上がることがある

ということの事例にもなる
のではないかと思います。

そして新潟県内には、
全国レベルの左腕がいなかった

ことも、今日の試合に
繋がったのかなと。

今の新潟県の高校野球は
有力チームが僅差で
競り合う感じです。

甲子園準優勝経験のある日本文理。

昭和の頃からの有力チーム・中越。

少しずつ強化を続けてきたところに
元プロの芝草監督が赴任して5年目の
帝京長岡。

昨夏は長らくダークホースだった
東京学館新潟が夏の甲子園に出ました。

まだまだダークホース扱いですが、
加茂暁星も野球留学生を受け入れて
強化を続けています。

新潟明訓が進学重視に舵をきった
感じで平成中期くらいまでの
勢いが無くなってきているとはいえ、
有力チームが競い合う中で、
また新しい歴史を
紡いでくれたらなと、
そして
「やりきった」
と思えるようになってほしい
なと思います。

ではでは✨


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