成功体験って、本当に自分を助ける


不登校、引きこもり、自己肯定感のなさ、無気力、勉強嫌い、常に眠い、人との関わりが苦手、頭痛、肩こり、だるさ。

こんなすべての過去が地続きで今に繋がっている。
言葉にすれば、そんなの当たり前の事だろ、と思うだろう。


コロナが流行る前、ようやく楽しむことに罪悪感を持たずに遊びに行けるようになってきた。
それまでは、遊びに行き楽しければ楽しいほど翌日以降寝込んでしまう、自己肯定感が下がる、存在価値がないように感じるなどの落ち込みが必ずセットだった。

意識的に楽しめることを楽しむ努力をしてきて、ようやく罪悪感が減って来ていた頃にコロナ流行。
外出が"悪"のような風潮に飲み込まれ、遊びに行きたい気持ち、新たに芽生えたコロナに対する罪悪感、自己否定などで、かなり滅入っていた。

コロナ禍2年目の春。
いよいよ生活ができなくなるほどの自己否定が強くなってしまったので、自分に時間とお金をかけてみることにした。

そこではじめたのが整体。自律神経の調整。
正直続けるには収入に対して値段が高いし、わかりやすく効果があるとも思えない。
でも長年放置してきた身体の不調が、1回か2回そこら整体受けただけで変わるわけがないと思い続けてみた。

すると、次第に無気力レベルが少しずつ下がっていき、動き出すためのエネルギーの燃費が良くなっているのを感じた。
頭痛もかなり減り、薬が効くようになってきた。

この経験が、体調が良くなるだけではなく「自ら選んで起こした行動が良い結果に繋がる」という成功体験に繋がったのだ。

「何をやってもうまくいかない」
子供の頃からの成功体験の少なさから、そう刷り込まれていたということを、身をもって実感した。

そして今、この状況だ。


過去の無気力レベルを引きずったままだったら、きっと今の状況では速攻で潰れていただろう。

これまでの辛い時期も、重すぎる腰をなんとか持ち上げて動き出したことも、続けていて意味があるのだろうか?と思いながら続けていたことも、すべてが今に繋がっている。

今この状況で潰れないための過去だったんだと思える。


すべての過去が地続きで今に繋がっている。
言葉では当たり前に思えるけど、実感として持って動くことは実は難しい。

過去の行動が今の状況を助けるし、今の行動が未来に繋がる。
このnoteを書き始めた"今"も、きっとどこかの未来に繋がるんだ。


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