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カッコ悪いことを一生懸命やるからカッコいいんだ【企画参加ウイナーメーカー】

おはようございます😃


今朝は、盟友?福島太郎さんの企画に参加して、ウインメーカーについて書きます。


そもそもウインメーカーとは?以下福島太郎さんのnoteを抜粋させていただきます。

 負けの多い人生を送っておりますので、負けた自分を慰めるために、「負けの中にも価値はある」と言い聞かせております。より端的に表現する言葉として、この「ウイナーメーカー」という言葉を考えてみました。


そして、福島太郎さんの今回の企画はこちらです😊



私のウインメーカー体験は、大学の時に3年間入っていたモダンダンスサークルの活動です。


この時体験した全ての体験が今の私のベースにあると感じています。


高校2年の時、文化祭でクラスの女子12人でジャスダンスを踊ったときの一体感や高揚感、自己を解放する感覚が忘れられず、大学でもダンスをやろうということで、サークルを探したんですね。


しかし、ヒップホップのサークルに行ったら、ドレッドヘアのイカつい兄ちゃんが頭で回っていて、なんかおっかないし、


はたまた、ジャズダンスサークルはないわで、


たった一つだけあったモダンダンスサークルのドアを叩いたわけですよ。


でも、新入生歓迎会のダンスで披露されるのは、アングラ的おぞまし系のダンスばかりで、極め付けは顧問の先生。


この方は本格的にモダンダンスをされている先生だったんですが、


キエーと奇声を上げて、バタッと床に倒れたと思ったら四つん這いになって床を這い回る、


もう、おかしくて吹き出しそうだし、意味わかんないし、ドン引きするわで。


でも、他に選択肢がなかったのでしぶしぶこのダンスサークルに入ったんですよ。


周囲は煌びやかに着飾って、テニスやらチアリーダーやら。


いわゆる女子的勝ち組に見えて、地の底を這いつくばる私からしたら、眩しくて目が眩んで、直接見れないような存在でした。


そんなだから、初めて会う人にサークルのことを聞かれても恥ずかしくて隠すというか、堂々とできませんでしたね。


自分を圧倒的マイノリティに感じて、なんか卑屈になるっていうか。


そんなこんなで、一年、二年と過ぎていくんですが、三年のとき、所謂部長的存在の幹事になってからは、取り組み方が180度変わりました。


だってさ、新入生とか勧誘するのに、自分が恥ずかしいと感じているところな誘うなんて、失礼でしょ?


テニスサークルに所属している、とかチアリーダーをやってる、とか、女子の勝ち組、負け組とかじゃなくて、


自分のやっていることをカッコ悪いと誇れない自分が誰よりもカッコ悪いと思ったんですね。


カッコ悪いと思うなら自分が変えたらいいじゃん。


変えられないなら、誰よりも一生懸命がむしゃらにやったらいいじゃん。


カッコ悪いことを一生懸命やるからカッコいいんだよ。


そう言い聞かせて、髪の毛をオレンジに染めたり、まっきっ黄色のコートを着たりして、周囲には自分自身を「勘違い野郎ですから。自分」なんてうそぶいて、ハッタリかまして生きてました。


そうやってがむしゃらに取り組んでいるとね、今まで見えてなかったものが見えてくるんですよ。


あんな変なダンスつくって、と今まで理解出来なかったコンテンポラリー作品の中にも、自分が好きなものがある。とかね。


当時、私は一見大人しいんですが、世の中をすごく斜めに見てとんがってた。

同じようにとんがってて、自分に価値があると思い込んでいるように見える同世代の肥大化した自意識野郎たちに対して、「大して訴えたいこともねーくせに、なんかコンセプトがあるみたいな顔すんな」って。


今から考えると恐ろしいですわ。怖いですね。若いって。


そんでもって、自分が3年の時につくった作品のコンセプトは「ノーコンセプト」というテーマにしました。挑戦ですわ。あはは。こわっ。


でも良かったんですよ。


批判ばっかしてると見えてこないんですが、実際自分でやってみるとさ、つくり手の立場からモノゴトが見えるようになる。


私が何かの舞台裏にいつも思いを馳せるようになったのは、この時の経験が大きかったかな。


そんなとんがってた私ですけど、公演全体には、すごく思い入れがあった。


それは観に来たお客さんに喜んでもらうということ。


いくら学生のままごとみたいな舞台とはいえ、無料とはいえ、お客さんとしてきてくださる方々の貴重な人生の時間を使ってきていただくんだから、公演全体を通して、何か少しでもお客さんに「今日、この公演を観にきてもらって良かった」って少しでも感じてもらいたい。


そんな風な思いを込めたんですね。


まぁ、今までにもいろんなイベントとか企画運営してきましたけど、全部根底にあるのはそれ。


参加してくださった方をハッピーにしたい。


そんなこんなで、マイノリティをつきつめ、がむしゃらに一生懸命頑張って、果たしてカッコ良かったのか、他人からの評価は別として、、、


あの時の21歳だった自分はカッコ良かったよ。


うん。


カッコ悪いことだって一生懸命やっている人はいつだって素敵だと思います。


ちょっといつもと趣向を代えて書いてみました。

福島太郎さん。こんな感じでいかがでしょう?







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