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私の中にはめちゃくちゃ冷たい部分もめちゃくちゃ温かい部分もあり、全部私、そしてスプーンいっぱいだけのやさしさをそのときどきでだせる自分でありたい

おはようございます😃

昨日のことです。

娘を連れて、いつもの習い事に行き、帰り道、電車に乗りました。

晴れている時は自転車で行くのですが、昨日は生憎の小雨。

慣れない電車でついうっかり電車を降りる時、娘が背負っていたナップザックを電車の中に置いてきたのです。

改札を出る時にふと娘の背中がスカスカしていることに気づき、慌てて駅員さんに「すみません、今○○方面に行った電車の中に、ナップザックを忘れてきてしまって」と伝えました。

この時点では、私は心の中で、はぁ、見つかったとして、明日、終着駅まで取りに行くんだろうなと思っていました。

ところが、改札口の駅員さんはすぐに動いている電車の到着駅をモニターで調べ、素早く電話でやりとりしてくださった結果、3駅先の駅の改札口で確保してくださいました。

その間わずか10分あまり。

「見つかって、今○○駅で確保していますが、どうされますか?」と聞かれ、そのまま電車に乗り、無事ナップザックを持ち帰ることができました。

娘と2人、確保してくれていた駅員さん、捜索してくださった駅員さんにお礼し、帰路につきました。

はぁ。ありがたいな。仕事とはいえ、こちらがうっかりして余計な一手間二手間で手を煩わせたのに、ちっとも迷惑そうな顔もせず、こんなのお安い御用です、と言わんばかりの気持ちの良い笑顔で対応してくださって。



最近、ふと見渡すと、些細な、そしてたくさんの親切が周囲に溢れていることに気づきます。

朝起きたら義母からキュウイの差し入れがありました。

夕飯後、夫が何やら作業しているのでふと見ると、私が使わせてもらっているベルトの部分が壊れた時計を直してくれていました。

年始に『スプーンいっぱいのやさしさ』と誓ったことが良かったのだろうかとも思いつつ、もう少し考察してみることにしました。

noteを始める前、私はどこかで『自分という人間は本質的にものすごく冷たくて、でもそれじゃ嫌だから、なんとか人生苦行を通して優しくなっていく』のが生きるということ。

どこかでそう思っていました。

ここ数年の内省を通して『私の中にはめちゃくちゃ冷たい部分も優しい部分もどちらもある。それはどちらも私』

そう捉えるようになりました。


優しくありたくても、めちゃくちゃ冷たくなってしまうと、すごく自分が嫌になって自分を責めてしまいます。

一方で、めちゃくちゃ冷たくなってしまう時をよくよく思い返してみると、大抵自分に全く余裕がない時が多かったように思います。

心に余裕がある時は、なるべくならば優しくありたいと思っている。

だけど、常にどこかで、このままじゃ自分はダメだという自己否定感が心の根底にあり、常に自分を鼓舞し、ムチうち、突っ走っているので、余裕がない状態でいることが多かった。

自分を自分でまるごと今の自分として受け止めて、初めて心の奥底にある自己否定感をある程度コントロールできるようになりつつある。

自分を否定し続けていると、余裕がない時や、自分を投影した存在を見ると、イラついて冷たくなる。

自分を丸ごと受け止めると、きっと自分に何かイラついていて、でも、そのイラつきは、どこか過去に受けたトラウマなどを自分の中で思い返して、そこに反応している可能性がある。

そこまで戻っていって、まずは自分自身をケアしてこよう。

目の前にいるイラつく対象から、過去のどの時点で自分が傷つき、泣いているままなのか、潜っていく。

そこで、対象となる時期、トラウマを見つけたら、その時点の私をオポノポノの4つの言葉でひたすら癒してみるのです。

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

めんどくさいときは、前に読んだハワイのヒューレン博士の『アイムソーリー、アイラブユー」をひたすら心の中で唱えてみます。

すると、なんとなく、心が晴れて、

『そうかぁ、私はここでイラついていたけど、根底では傷ついて癒されない過去を投影し、それで、二次感情としてイラついていたんだな』

そんな風に思うようになりました。

無論、私は熱心なオポノポノの推奨者というわけでもなく、手っ取り早くインナーチャイルドの癒しを行うのに、この4つの言葉、まどろっこしいときは『アイムソーリー、アイラブユー』この二言でいけるところも気にいっています。

偶然なだけなのか、最近なぜか身辺にやさしさが溢れているように感じたので、言語化してみました。

私の中にはめちゃくちゃ冷たい部分もめちゃくちゃ温かい部分もあり、全部私、そしてスプーンいっぱいだけのやさしさをそのときどきでだせる自分でありたい


でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました✨✨✨


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