はじめまして
母が残してくれたレシピ、リッツやルノートルのレシピ、
料理を教えていた時に作ったレシピ、仕事で使った資料、雑誌の切り抜きetc...
山積みになった大量の書類を眺め途方に暮れていたのですが
今まで作ってきたもの、経験したこと
私の記憶も整理して、きれいな形に残しておこうと思い
書き始める事にしました。
spoonをアイコンにした理由・・
今まで意識したことがなかったのですが、ちょっと探しただけで
キッチンにスプーンってこんなにあるんです。
古代から文化や習慣が違っても老若男女、世界中の様々なシーンで
無意識のうちにスプーンを使って生活しているのだとふと気がつき
幅広いジャンルの食や文化のことを書いていければと思っていたので
私の中でイメージがしっくりおさまりました。
スプーン探し
スプーンをアイコンにしようと決めてから何軒お店を巡ったか覚えていませんが
ようやく小さなアンティークショップで見つけたのがこのスプーン。
存在感があって形も綺麗なスプーンで一目惚れしました。
同じ素材で作られたビアジョッキらしきコップも並べてあったのですが
お店の人いわく、デンマークのもので水牛の角で作られた貴重品で
もしかしたらバイキングが使っていたものかもと言っていました。
欧米では銀のスプーンは富や幸せを意味するとも言われていますが
嵩ばらず、高価すぎず、比較的集めやすいのでコレクターが多くいるのも納得。
https://www.antiquestradegazette.com/guides/collecting-guides/silver-spoons/
日本では旧石器時代から木製のスプーンらしきものが使われていたようで
調べてみると諸説あるようですが
平安時代には貝殻の形をしていたことから「かひ(かい)」と呼ばれていたそうで
鎌倉時代以降茶道が広まってからは「茶匙」が転じて「匙」になった様です。
江戸時代のお医者さまが「御匙」と呼ばれていたのは
「薬匙」の匙から。「匙加減」「匙を投げる」の匙も薬匙のことだとか。
とりとめもなく書いてしまいましたが
スプーンのことも折にふれ色々と調べていくつもりです。
オーストラリアは移民の国、そしてネイティブの植物も多く自生しています。
今まで知らなかった食材のことや調理法なども
少しずつ書いていければと思っています。
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