見出し画像

自分にとっての新曲2018 #マイリスコンピ


 12月に入り、いよいよ2017年の終わりも近付いて参りました。わたしは例年、年末の"ボカロ10選"以外に、「その年にハマった非ボカロ曲リスト」を書くことにしています。(去年のやつはこちら↓)

 わたしは基本的にボカロ曲はニコ動かニコボックスボカロじゃない曲はiTunesで聴いています。人間の曲は普段、Apple Musicで年代関係なく漁っているので、自作プレイリストには「今更?」と思われるようなかなり昔の曲もたくさん入っています

 実際、上記の"2017年にハマった曲リスト"には『風をあつめて』や『若者のすべて』、『ワールズエンド・スーパーノヴァ』など、10年、いや数十年前の名曲たちが並んでいます。それでも、自分にとっては去年の曲(新曲)なのです。

 このように音楽と向き合っているのであれば、年末の"ボカロ10選"だって昔の曲を好きに入れればいいじゃないか、と思って当然でしょう。それでも、自分は例年その年に投稿された曲のみから選んでいます。別に絶対にそうじゃなきゃダメ!なんてルールは無いにも関わらず、自分だけでなくほとんどの人がその年投稿の曲から選んでいるのは…なぜなんでしょうね。ボカロシーンは"新曲を応援する"という文化が特に根強いからでしょうか。Twitterで有志による集計がなされることも、ひとつの要因だろうと思います。(集計の結果なにかの間違いで去年の曲が1位!とかになったら流石に焦りますもんね。それも面白そうだけど)

 さて、ここまでダラダラと前置きを連ねた意味はもうお分かりでしょう。

まいりすこちゃん、 よくやった!!! 大好き!!!!!

(あれ、いつの間にか名前が"まいりすこ"から変わっている…)

 いやはや、今回ほどマイリスコンピのありがたみを噛みしめたときはありません。素晴らしいテーマ設定だと思います。今年ハマった、去年以前のボカロ曲、けっこうたくさんあるんですよね…「"2018年非ボカロ曲リスト"にこっそり紛れ込ませようかな…」とか悩んでいたところで、救いの手が差し伸べられました。

 ニコニコ動画のボカロシーンの良いところのひとつに、検索機能で「投稿が古い順」を選べば、どんなに昔の曲だって簡単にアクセス可能であることが挙げられます。数分前にupされた新曲も、10年前の曲も、すべてが"VOCALOID"カテゴリの名の下に平等に集積されている、ニコ動はいわば生きたデータベースです。(もっとも、最初はボカロカテなんてありませんでしたが)

 だから、今年もたくさんの"自分にとっての新曲"に出会うことができました。そのなかから10曲紹介していこうと思います。ふつうの新曲以上に、"自分にとっての新曲"は、「その曲とどうして出会ったのか、好きになったのか」という、自分とその曲との物語が生まれ易いので、出会った経緯を中心に紹介していきます。

 それではどうぞ↓


1. アンテナ / ピノキオピー

 このコンピ唯一の非投稿曲にして、今年いちばんハマった自分にとっての新曲です。何を隠そう、"2018年非ボカロ曲リスト"にこっそり紛れ込ませようとしていたのはこの曲です。

 15年末に発売された『Antenna』の表題曲かつアルバムのラストを飾る曲です。ピノキオピーガチ勢の皆さんはとっくに買って、聴いて、衝撃を受けて、泣いて、SNS等でつぶやいて…の一連のオタクムーブを数年前に済ませていることでしょう。それをわたしは数ヶ月前に経験しました。

 そもそもなぜ今年になって『アンテナ』を初めて聞いたかというと、

こちらです。今年8月に、ピノさんデコさんささくれさんら有名Pのアルバムが一気にApple Musicで聞けるようになったおかげです。ありがとうU/M/A/A。

 具体的な『アンテナ』語りに入ります。

 皆さんは、ピノキオピーの代表曲、一番の傑作と言える曲って何だと思いますか? 個人的に一番好きな曲は他にあれど、自分がこの質問に答えるなら、最近ユリイ・カノンさんがボカロのオールタイムベストとして挙げたことで話題にもなったすろぉもぉしょん』かなぁと思います。

 いや、思っていました、『アンテナ』を聴くまでは。

言葉にしなけりゃ 伝わらないこと
言葉にしすぎて  傷付けちゃうこと
言葉にしたけど  どうでもいいこと
言葉を飛び越え  感動すること

 聴いたことのある人なら頷いてもらえると思いますが、『アンテナ』はサビがとにかくヤバい。サビの歌詞が超ヤバいし、サビの強さを分かっててラスサビで畳み掛けてくるのがズルい。最高。

そう アンテナを張って 色んなものを見て聞いて触ってつねって確かめて
そして各方面を好きになって 嫌になって
そう アンテナを張って ミスって 説教くさい言葉にちょっと引いて
うるさいくたばれ 悪態ついて 数年後にゆっくり理解して

『すろぉもぉしょん』が、我々一人ひとりの人生をシニカルかつコミカルに歌い上げた名曲だとすれば、この『アンテナ』は、我々一人ひとりの人生を、シニカルでもコミカルでもなく"引いて"、つまり俯瞰して歌い上げます。

そう アンテナを張って 色んなものを見て聞いて触ってつねって確かめて
そして価値観の渦に飛び込んで 溺れちゃって
そう アンテナを張って 遊んで 学んで わずかな喜び見つけて
つらかったこともいつか笑って 数年後に思い出して

「恥の多い生涯なんて 珍しいもんじゃないし 大丈夫だよ」と我々の生を肯定してみせたピノキオピー(初音ミク)は、ここでは励ましの言葉も応援のメッセージも発しません。「数年後にゆっくり理解」するのも、「思い出」すのもわたしたち自身です。ひとの生は千差万別、平凡なものも波乱万丈なものもあるでしょう。その「いろいろあるよね」を、「いろいろあるよね」の"まま"、全てを俯瞰して総括してしまったのがこの曲だと思います。

 マジでとんでもない大名曲だと思うので、万が一聞いたことのない諸君がいたら、今からでも全然遅くないから(あなたにとっては新曲)速やかに何らかの手段で聞いたほうがいいと思いますよ、マジで。


(1曲目から長くなりすぎたので次の曲から短めでいきます)


2. 平面説 / niki

 唐突ですが、あなたがいちばん好きなボカロ曲を、いやボカロじゃなくてもいいので、とびっきり好きで大切な音楽を思い浮かべてみて下さい。浮かべましたか?そしたら、「その曲は実は別のアーティストの曲が"元ネタ"にあるんだって!」と聞いたらあなたはどうしますか?当然その曲を聞きに行きますよね。で、かなりの確率で、その元ネタ曲も好きになってしまうのではないでしょうか。曲補正だろうが何だろうが、人間はそういう風にできているので仕方ないと思います。

 以上のことが、今年、わたしの身にこの『平面説』で起こりました。風のうわさで、自分がいちばん好きなボカロ曲はこの曲をリスペクトして生まれたものだと聞き、飛んで聞きに行った次第です。たしかにそう言われて意識して聞けばイントロや間奏のメロディとか、勢いで突っ切る感じが似てるな。

平らな地球の向こう側に 物凄いミラクルな日が昇る

 ところで、nikiさんの詞ってときどき異様にダサくなりませんか?ダサいというか、わざとやってるのか分からない怖さがあるというか…だって「物凄いミラクル」ですよ。ものすごい、だけでもすごいのに、更にミラクルだなんて。ピノさんの「マジヤバイ最高」じゃないんだから…まぁそれも含めていい曲だと思いますが…。



3. 春のパズル / koyori (電ポルP)

 17年の曲ですが、投稿された時に聞いてもまったく印象に残らなかったんだと思われます。マジで去年この曲を聞いた覚えがない。電ポルさんだからスルーしてる筈はないと思うんだけどな…

 で、なぜ今年ハマったかというと、尊敬するボカロリスナーの方が推してるのを見て聞いたらいい曲だったからです。この曲は本当にド王道の爽やかロックとしか評しようがないので困ります。サビのメロディ好きです。

ところでこの曲も、Cメロの「ありがちなセリフになりがち」という詞が絶妙なダサさを醸し出していて非常に良いですよね。たぶん自分のなかでは歌詞のダサさと曲の良し悪しはほとんど関係していないんだと思われます。



4. 最高学年少年少女 / who

 昨年末に10選の記事を書いた時点では、"2017年VOCALOID1選"を選ぶとしたら、街子さんの衝撃のデビュー曲「ここにいない」でした。

 でも、いま「2017年投稿曲のなかから1曲選べ」と言われたら、この曲を即答するでしょう。"1選"が変わったのです。それほど、何度聞いても色褪せないどころか好きが深まる最高の曲です。この曲については以前noteを書いたので割愛します。(好きな曲を語りたくなるたびにnoteを書いているとこういうときにラクが出来る!!!!!)



5. 月がない街 / 田中B

 「好きな曲を語りたくなるたびにnoteを書く」で思い出しましたが、わたしは今年の2月に、「最近よく聴くボカロ曲」と題して"自分にとっての新曲"を5曲紹介するnoteを上げていました。これ、今考えれば実質今回のマイリスコンピの先取りですね。(後付けでマイリスコンピタグ付けちゃおうかな…)

 で、そもそもなぜ今年2月に一気に何曲も、昔の曲にハマったのかというと、ネットの海を漂流していて出会った、大先輩のボカロリスナーの方のブログのボカロ良曲紹介記事が、ドンピシャで自分の好みと合っていたからです。

 どのくらいドンピシャだったかというと、上の記事で紹介した「Spilt Blue, Mellow Gold」「花と生活」、そしてその時は紹介しなかったこの「月がない街」は全て、その方の記事でオススメされていたものです。2010年の曲で一気に3つも好きになれたのは、ひとえにそのブログのおかげです。(しかしながら、そのブログや主さんの名前を忘れてしまい、いくら検索しても見つかりません…知ってる/見つけた人がいたらぜひ教えて下さいmm)

【12/5追記】
 コメント欄でへもきちさんが当該のブログを教えて下さいました!なっとくPのこちらのブログでした。本当にありがとうございました!


 さて、「月がない街」ですが、曲調も詞も、いい不穏さというかアングラ感というか、文学的でとてもセンスが良い。

猫が死んだのが先だったっけ
僕が死んだのが先だったっけ

この歌い出しからもっていかれます。やっぱり稲垣足穂っぽいと思ってしまう。



6. ナミダ電波 / 稲葉曇

この曲も語りたかった!ほんとありがとうまいりすこちゃん!!(何度でも言う)

 2016年2月に『秘密音楽』でデビューしてから、ずっと稲葉曇さんには注目していましたよ、それは。15年末からボカロを聴き始めたわたしにとって、稲葉曇さんは自分が初めて経験した「鮮烈なデビューを果たした期待の新人P」でしたし、「この人はいずれ絶対に伸びる」と界隈の方々が口々に熱っぽく語っていたのを覚えています。自分も同感でした。

 同感でしたが、それと自分の好みは別モノでした。期待していたし、応援したいという気持ちは大アリだったのに、何度聴いても、いまいち好きになれない…新曲が出るたびに「今度こそ!」と思ってトライして、失敗を繰り返していました。悲しいことに、自分の好みは、自分の好きにはできないものです。だから面白いんですけどね。

 さて、そんな連敗記録を打ち破ったのが、今年2月末に投稿され、事前の期待感と初動ではあのロキをも上回っていたことで今となっては少し不憫な「ロストアンブレラ」でした。「いや、ロキだけじゃなくてこっちもめっちゃいい曲だよ!?」とリスナーが口を揃えて言うことで有名なやつです。わたしもそう言います。

 今考えても、別にロストアンブレラがそれまでの稲葉曲とガラッと変わっているわけではないのに、なぜ「これは…これはいけるぞっ!」となったのか不明です。(強いて言うならガラッとMVが変わってますが、稲葉さんのアニメーション絵の方が好きだったし…)たぶん当時の気分がいい感じに稲葉曲に合致していたんでしょう。それかあまりにもロキが伸びすぎて、いつもの天の邪鬼が発動したか。だったらサンキューロキ。

 で、1曲好きになってしまえば突破口は開けたも同然。好機とばかりにわたしは過去曲をイチからじっくり聴き直していきました。すると…「やっぱりどれもいい曲ばっかやん!」と戦況は覆り、晴れて稲葉曇さんはいいぞ!と声高に叫べるようになったとさ。めでたしめでたし。

 なかでも特に気に入って、ついには100選入りしてしまったのが「ナミダ電波」です。まず中毒性のあるイントロが良い。サビのメロディも良い!ラスサビまでの間奏の持っていき方もドラマチック。そして何より、アウトロがこの曲はすごい(アウトロを推すのは珍しい気がします)。不協和音っぽい歪なメロディを抜けた先に、聞き慣れたイントロに回帰するのが何度聴いても惚れ惚れしてしまいます。



7. サマータイムレコード / じん

 昨年末の「失想ワアド」、今年9月の「アディショナルメモリー」。"あの頃"にじんさんの楽曲群とそれらの世界観にどっぷり浸かっていた人たちは、今になってのカゲロウプロジェクトの再"装填"をどのように受け止めているのでしょうか。彼ら彼女らがどう受け止めているにしろ、"あの頃"を知らないわたしには、それこそ陽炎のように曖昧に語られる彼らの過ごした時代が、羨ましく感じられます。

 わたしは今も、カゲプロの曲をほとんど知りません。知らないというか、耳に覚えはあっても、曲名と一致することは稀で、未だにロスタイムメモリーとチルドレンレコードの区別がつきません。

 でもそんなことは気にしていません。当時の彼らにとってのカゲプロと、いまわたしが初めて聴こうとするカゲプロが同じである必要はどこにもない。そして、わたしにとってのカゲプロはーー少なくともカゲプロを好きになれたキッカケはーーこの「サマータイムレコード」でした。平成最後の夏、2017年の夏が、わたしにとって初めてサマータイムレコードと共に過ごした夏です。あの夏は、誰のもとにも、何度だって来るんです。平成最後の、いつも通りの夏を終えた今、わたしはそう自信を持って言えます。



8. 命に嫌われている。 / カンザキイオリ

 歌詞がとにかくイタい。痛すぎる。この曲に救われた(たくさんいるであろう)方々には申し訳ないが、そこはもう、ほとんど否定できないと思う。

 だが、ボカロ曲の歌詞がイタいのは、なにもこの曲に始まったことじゃない。10年を超えたボカロ史には、「イタいけど名曲の風格がある曲」というのが確かに存在すると思う。例えばNeruさんの『ロストワンの号哭』。「面積比の公式言えますか」の辺りなんて最高にイタい。でも、ロストワンは誰もが認める大名曲だ。わたしだってそう思う。伸びるべくして伸びた曲。ボカロのメイン視聴層であるティーンに支持されないはずがない曲。

 『命に嫌われている。』は、今年の9月はじめにニコニコ動画上で100万再生を突破した。この報せを受けて久しぶりにこの曲を聴いたとき、「ミリオンの風格があるな」と思った。偉そうだとかそういうことはともかく、率直に、素直に、自然とそう思えた。この曲が話題になり始めた当時はそんなことはまったく思えなかったが、じわじわと支持者を増やしていき、多くの派生作品を生み出していった過程で、ボカロ史に残る名曲としての風格がついていったのだと思う。時代の承認によって名曲が生まれる、というのはこういうことなんだと初めて感じさせてもらえたのがこの曲である。これからもこの曲が、長く人々に愛されるであろうことは言うまでもない。


(なんか知らんうちに文章が常体になっていたので戻します)


9. 愛言葉 / DECO*27

 これは分かりやすいでしょう。最高に分かりやすい。察しの通り、この曲を今年好きになったのは、2ヶ月前に投稿された『愛言葉Ⅲ』のおかげです。

 5年ごとに似たような記念曲を出して話題を掻っ攫っていくことに否定的な想いを抱く方もいるかもしれませんが、少なくともわたしは、『愛言葉Ⅲ』を書いてくれてありがとうとDECOさんに言いたい。

 だって、『愛言葉』を知れたから。『愛言葉Ⅱ』を知れたから。数年ごとの"お決まり"モノは、お決まりだからこそ、新しくボカロを、DECOさんを聴き始めたわたしのような人間には、何年も前の名曲にひとっ飛びで繋げてくれる、大切なターミナルなんです。

 まぁ正確には『愛言葉』は以前聞いたことはあった気がしますが、そのときは特に心に響かなかった。でも『愛言葉Ⅲ』で、わたしが共に過ごしてきたゴーストルールなどの名曲たちの(やや強引な)飛び入りメロディを聞いて涙を流したあとに聞きにいった『愛言葉』は、それはまったく別の印象を受けるでしょう。そういうものです。だからDECOさんには、この数年間"も"、ボカロ界をリードしてくれてありがとう、いい曲をいっぱい聴かせてくれてありがとう、また5年後にも愛言葉を書いてね、と言いたい。まぁそんなこと頼まなくても大丈夫なくらい、彼がミクを愛していることは十分に伝わっているんですけどね。



10. 胸いっぱいのダメを / ピノキオピー

 まず、曲調はそんなに、というか全然好きじゃないんですよ。お手本のような速くてうるさいロックは基本的に拒否する体質なので。じゃあなぜピノさんの未聴過去曲を漁っていてこの曲にハマったのか。…まぁ歌詞ですよね。いや自分はふつう歌詞を聴かないんですよ。でもピノさんは特別なのでしょうね、さすがにこれだけピノさんの詞に言及してしまえば。

ダメダメいうのもダメだ その着地点もダメだ
迷いながら 正解こじらせて進もう 

 まぁ「"〇〇はダメ"を言い連ねる系の曲を書こう」と決めた時点で、「ダメダメいうのもダメ」をどこかに入れるのは分かる。しかしそのカードを最初の盛り上がりのサビが来る前に切ってしまう。しかも間髪入れずに「その着地点もダメだ」。こういうのって普通、オチに使いません?凡才の自分ならそうする。どんだけ詞に自信があるんだピノキオピー。

胸いっぱいのダメをかき集めて
死にたくて 生きたくて その中間に 投げたんだ
中学生のダメを 高校生のダメを この人生のダメを抱えたまま
ダメでもいいじゃないか なんてね 騙されちゃダメ

 で、1サビに持ってきたのがこれ。いやぁ痺れます。こういう、中高生から共感を得られそうで、かつイタくない詞が書けるピノさんまじやばい最高。

商業主義のダメを 完璧主義のダメを 相対主義のダメを履き違えて
全部がダメじゃないか なんてね サジ投げちゃダメ

 あと、特にここが好きです。個人的に、「相対主義」という単語に関してはいろいろと考えているというか思い入れが深いので、こんな感じで詞に入れられると「しゅき…」ってなっちゃうんですよね。

 とか言って歌詞に浸っているうちに、嫌いなはずだったうるさいロックの曲調さえも「好きかも…」と思えてくるから不思議。そんなもんですよね。



 というわけで今回のマイリスコンピはピノさんで始まりピノさんで終わります。

 4時間くらいブッ続けでPCを打っていたので、だんだん精神がマヒしてきて最後のほうは文章がウザくなってる気がします。「ウザっ」と思っても大目に見て下さい。

最初に紹介した『アンテナ』はネットにないので、マイリストには代わりのピノさんの曲を1曲入れてみました。もちろん今年好きになったやつです。


 さて、冒頭で言った「今年ハマった非ボカロ曲リスト」2018年ver.を近日中に書こうと思うので、それまで去年のものを読んで皆さん予習しておいて下さい。いい曲ばっかですよ。

 ボカロのほうの10選は、わたしは例年クリスマス辺りで発表しているので、やっぱりそれまでは去年のやつを読んで待っていて下さい。いい曲ばっk(ry


 更に今月中に、読んだ小説のほうのランキングもものすごく長〜い文章を書きたいので大変だ…なんとか頑張ります。あ、去年は海外文学日本文学に分けて書いたよ、興味があったら流し読みしてみて。(海外文学のほうは、またGoogle先生の"海外文学"検索結果で1番上に表示されているらしく、ヒョエ〜となっております。)


それではまた、近いうちに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?