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BLEACH巻頭歌骨牌(かるた)の決まり字一覧


久保帯人公式ファンクラブ「KlubOutside」の通販で注文した『BLEACH 巻頭歌骨牌(かるた)』がようやく届きました。

(現在品切れ中)

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『BLEACH』単行本の巻頭に書かれている詩を「読み札」として、それに対応する表紙イラストを「取り札」としたカルタです。『BLEACH』は全74巻なので、取り札と読み札がそれぞれ74枚ずつあります。

※ちなみに「巻頭歌」という呼称は、『呪術廻戦 公式ファンブック』の芥見下々×久保帯人 特別対談において、芥見先生が言ったものです。この呼び方を久保先生が気に入って、こうして公式の呼称として採用されました。BLEACHファンなら今後は「巻頭ポエム」ではなく「巻頭歌」と呼びましょう。


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読み札の裏には、このように表紙を飾っているキャラクターの名言や斬魄刀や解号などの情報が載っており、巻頭歌を読む代わりに、キャラ名や台詞や必殺技などを読み上げて、該当するキャラの表紙=取り札を取り合う、という遊び方もできるようになっています。


さて、「BLEACH巻頭歌骨牌」はカルタの一種なので、極めようとすれば、カルタでもっとも重要な要素──決まり字を暗記する必要が出てきます。

決まり字とは「その文字まで聞けば、取り札をただひとつに特定(identify)できる文字列」のことで、札1枚ごとに決まっています。

例えば、競技かるたで用いられる小倉百人一首には、

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな」という歌(札)と

風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける」という歌(札)があります。

そのため「かぜ」と読まれた段階では、この2つのどちらを取ればいいのか確定していません。3文字目まで聴く必要があります

「かぜ」なら「風をいたみ……」の札、「かぜ」なら「風そよぐ……」の札を取ればいいことになります。これが決まり字です。

つまり、「風をいたみ……」の歌の決まり字は「かぜを」で、「風そよぐ……」の歌の決まり字は「かぜそ」です。これらはどちらも決まり字が3文字(3音)なので、3字決まりの札といいます。


1字決まりの札もあります。例えば、百人一首のなかで「」から始まる歌は

村雨(むらさめ)の 露もまだ干ぬまきの葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮

しかありません。したがって、この歌は「む」が決まり字の1字決まりです。

1字決まりは全部で7枚あります。「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」の7首です。

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かるたらいふ」より引用

いちばん長い決まり字は6字決まりです。「あさぼらけ/あさぼらけ」「きみがため/きみがため」「わたのはら/わたのはら」の3ペアで計6枚です。

百首すべての決まり字は、例えばこちらのサイトなどを参考にして下さい。

競技かるたでは、決まり字を覚えることは必須です。バスケでいえば「バスケットシューズを買う」、ソシャゲでいえば「アカウントを作る」くらい基本中の基本です。

逆に言えば、決まり字さえ覚えれば、短歌 5・7・5・7・7の全てを覚える必要はまったくありません。「よく100首ぜんぶ暗記できるなぁ」と思われがちですが、実はそれぞれの歌の最初の数文字(=決まり字)しか覚えていません。効率重視でめちゃくちゃ「ズル」をしているのです。

「そんな1文字単位で早さを追及する必要ないでしょww」と思われるかもしれませんが、そんなあなたはこちらの動画をご覧ください。

現役のトッププレイヤー同士(現名人vs前々クイーン)の試合です。競技かるたは冗談抜きでスーパースローカメラでも追いつけないくらい、0コンマ何秒の世界です。決まり字を覚えるのは必須であると分かって頂けるのではないかと思います。

競技かるたに入門するには、漫画『ちはやふる』やそのアニメ版がオススメです。


わたしが生涯でもっとも好きな漫画は、上から順に『BLEACH』そして『ちはやふる』なので、「BLEACH 巻頭歌骨牌(かるた)」が公式グッズとして発売されるのがどれだけ嬉しいかお察しください。好きなマンガTOP2の実質コラボといっても過言ではない(過言)のですから。


と、いうわけで、長い前置きはここまでで、

「BLEACH 巻頭歌骨牌」の決まり字一覧を作りました。


こちらです↓

3枚のシートに分けてあり、シート1が「巻数順」で

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このように1巻から74巻まで順番に、表紙を飾るキャラクター・表題(サブタイトル)・巻頭歌が並んでいます。巻頭歌は改行をスラッシュ( / )で、1行空いたところをダブルスラッシュ( // )で表しました。(細かいところは適当です)

これらの巻頭歌を決まり字で並べ替えたのがシート2「決まり字順」です。

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例えば、「あ」から始まる巻頭歌は全部で5つあります。
それぞれの決まり字を並べると「ああ」「あこ」「あた」「あな」「あや」です。すべて2字決まりですね。

つまり、「ああ」と読まれたら、「ああ おれたちは皆 / 眼をあけたまま / 空を飛ぶ夢を見てるんだ」の巻頭歌であると確定するので、志波空鶴が描かれた9巻の取り札を取ればいいというわけです。

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かなり好きな巻頭歌

ちなみに「あ」から始まる5首の表紙キャラは、空鶴・ネム・リルカ・砕蜂・アヨンと、全員が女性キャラクターです。(アヨンは女破面3人から生成されているし、何よりかわいいので。)

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1字決まりの札は「か・け・さ・し・しゅ・す・せ・つ・な・ほ・も・ぎ・ぐ・じゅ」で14枚あります。

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"1字決まり" の取り札14枚

決まり字の字数ごとに何枚あるか集計した結果がこちらです。

1字決まり 14枚 19%
2字決まり 31枚 42%
3字決まり  8枚 11%
4字決まり  9枚 12%
5字決まり  2枚 2.7%
6字決まり  8枚 11%
9字決まり  2枚 2.7%
   合計 74枚

もっとも長い9字決まりの2首は──おわかりでしょうか。

・・・

1巻「我等は 姿無きが故に / それを畏れ」と、
74巻「我等は 姿無くとも / 歩みは止めず」です。

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『BLEACH』連載15年の歴史を感じる

最初の巻と最終巻で、返歌のような形になっている巻頭歌です。

この2首は「われらわすがたな」と「われらわすがたな」まで聴かなければ特定できません。こうした決まり字の長い札は競技かるたでは大山札(おおやまふだ)というので、この2首はいわば超大山札です。
決まり字が長い札では、特定できるまで手で囲っておく「囲い手」というテクニックが重要になります。


ちなみに、小倉百人一首での決まり字のデータと並べるとこうなります。

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比較すると、2字決まりがもっとも多く、割合にして約42%である点は共通しています。他は、BLEACHカルタは小倉百人一首よりも3字決まりが少なく、1字・4字・6字決まりが多いといえます。


また、先ほど「あ」から始まる巻頭歌は5枚ある、と書いたように、五十音順で、それぞれのひらがなから始まる巻頭歌の枚数を集計した結果がこちらです。

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この表から、「その文字から始まる札が何枚あるか」を基準にして「◯枚札」という分類ができます。例えば「あ」から始まる札は5枚なので、「あ」は5枚札です。

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すると、「わ」から始まる札がいちばん多いことがわかります。小倉百人一首では、いちばん多いのは「あ」の16枚ですが、BLEACH骨牌では「あ」は5枚札です。

「わ」札の内訳はこのようになっています。

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「わたし…」4枚、「われら…」3枚、「われわれ…」3枚です。一人称単数・複数の主語から始まる詩が多いことがわかります。
「わ」札は前述した超大山札の9字決まりが2首あり、「われわれ」から始まる6字決まりの歌も3首あるので、全体的に決まり字が長いのが特徴です。

しかし、決まり字はゲームの進行とともに刻々と変わっていく点には注意が必要です。

例えば9字決まりの2首のうち、74巻「我等は姿無くとも……」が読まれたら、1巻「我等は姿無きが故に……」の決まり字は「われらわすがたな(9字決まり)」から「われら(4字決まり)」に変化します。そして今度は、22巻ウルキオラの札「われら」と聞き分ける必要が出てくるのです。
そして、さらに22巻ウルキオラの札が読まれたら、1巻の決まり字は「われ(3字)」になります。

【1巻「我等は姿無きが故に…」の決まり字の変遷の一例】

・ゲーム開始時点
1巻=「われらわすがたなき」(9字決まりである)

↓ 74巻「われわれわすがたなく」が読まれる
1巻=「われらわ」(4字決まりになる)

↓ 22巻「われらの」が読まれる
1巻=「われら」(3字決まりになる)

↓ さらに他の「わ」札が読まれる
1巻の決まり字がさらに短くなる……

途中まで決まり字が重複している札を友札(ともふだ)といいます。本家の競技かるたでは、友札を近くに置くのか、それとも離して置くのか、という点に戦略性があります。(自陣25枚の札の位置は自由に配置できるため)


「わ」札(10枚札)の次に友札が多いのは、「お」から始まる7枚札です。

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2字決まりが4枚、「俺達は」で始まる6字決まりの大山札が3枚あります。
個人的には、33巻と34巻のグリムジョーとノイトラが友札なのがアツいですね。

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ともに「お」から始まる友札


「あ」札は5枚で、最初に述べた通りすべて2字決まりです。


4枚札は「い・こ・ひ・ふ・ぼ」の5種類あります。それぞれの文字から始まる札が4枚ずつあるということなので、合計で4×5=20枚です。

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「い」の4枚ですが、「いっ」という促音(小さい"つ")を決まり字に含む歌が2首あります。「いっしょ」と「いっぽ」の聞き分けです。
小倉百人一首には促音の決まり字が存在しないため、BLEACH骨牌ならではの能力が求められるということです。

対応するキャラクターは月島さんとユーハバッハ。各章の敵キャラ同士にして、最終戦では斬月を介して間接的に戦うことになるペアですね。


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「こ」札は面白いです。というのも、小倉百人一首と同じ決まり字こころあ」と「この」が存在するからです。

「心当てに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」凡河内躬恒

「このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」菅家

小倉百人一首では「こころ」と「こころ」の友札ですが、BLEACH骨牌では「こころ」と「こころ」が友札である点も面白いです。山じいとウルキオラ……作中ではまったく関わりのない2人ですね。


「ひ」と「ふ」の札はこんな感じです。

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37巻 弓親の「ひとを」も、小倉百人一首に存在する決まり字です。

「人もをし 人も恨めし あぢきなく世を思ふゆゑに 物思ふ身は」後鳥羽院

6字決まりの大山札「ひとはみなさ」「ひとはみなす」は、藍染と東仙の上司-部下ペアですね。しかし、正確には、48巻 藍染惣右介の歌は「人は皆、猿の…」と、決まり字の途中に読点()が入っています。したがって、読点のぶんの空白をとって読むのだとすれば、本当の決まり字は「ひとはみな◯(無音)」と「ひとはみなす」であり、「ひとはみな」の後に「す」音が来るのか無音なのかという音の有無の聞き分けがポイントになってきます。当然、こうした音の有無の聞き分けも競技かるたには無いため、BLEACH骨牌に特有の醍醐味といえるでしょう。

※読点やスペースなどを決まり字に含む他の巻頭歌に関しても、とりあえず無視して(文字を詰めて)決まり字を換算しました。


4枚札「ぼ」の内訳はこんな感じです。

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すべて「ぼく」から始まっています。
有名な49巻「僕は ついてゆけるだろうか / 君のいない世界のスピードに」については一護の一人称が「僕」ではないため、単純に一護がこの詩の発話主体であるとは見なせません。(そもそも詩なので、表紙のキャラクターが発しているというよりも、そのキャラクターや物語をイメージした詩であると捉えるのが自然でしょう)


3枚札は「う・き・そ・た」の4グループです。

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うつくしき」と「うつくしさ」の5字決まりはカッコいいですね。64巻 グレミィの詩「美しさとは、そこに何もないこと」は特にめっちゃ好きです。

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一癖も二癖もある敵キャラ同士の5字決まりの友札


66巻 王悦の決まり字「たち」も、小倉百人一首にあります。

「たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む」中納言行平


つづいて2枚札「ち・と・ど」はこちら。

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ぜんぶ2字決まりです。友札の片方が読まれたら、もう片方は1字決まりになります。

「ち」の2枚は夜一さんと白哉で、びゃっくんの幼少期に追いかけっこをした仲の友札です。

また「ど」の2枚はグリムジョーとアスキンであり、実際に千年血戦篇で戦ったペアが友札になっています。アスキンは能力そのままに「どく」が決まり字で非常に覚えやすいですね。


最後に1次札=1字決まりの14枚「か・け・さ・し・しゅ・す・せ・つ・な・ほ・も・ぎ・ぐ・じゅ」はこちらです。(覚えやすいアナグラムを誰か考えて下さい)

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小倉百人一首の7枚ある1字決まりと被っているのは「さ」「す」「せ」「ほ」の4枚です。重複率がかなり高いことに驚きです。
さ行の一字決まりが多いですね(さ・し・しゅ・せ)。特に「しゅ」は「し」との聞き分けが難しそうです。S音の勝負が競技かるたより過酷そうです。

おそらくもっとも有名であろう5巻 茶渡泰虎の巻頭歌「剣を握らなければ おまえを守れない / 剣を握ったままでは おまえを抱き締められない」も1字決まりなんですね。豆知識として覚えておきましょう。

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BLEACH骨牌でもっとも取るのが大変な札

超有名かつ1字決まりということで、いちばん熾烈な争いが繰り広げられる札だと考えられます。「」と読まれた瞬間に取りに行ってください。「けん」まで待っていては遅いです。



【小倉百人一首とBLEACH巻頭歌骨牌の両方にある決まり字】

「たち」「ひとを」「こころあ」「この」「さ」「す」「せ」「ほ」8枚



BLEACH巻頭歌骨牌を競技かるたっぽく遊ぶには


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付属の説明書によると、BLEACH巻頭歌骨牌の公式ルールは、↑のように74枚すべてを雑然と並べる散らし取りだそうです。

しかし、せっかく決まり字を確認したので、より本物の競技かるたのレギュレーションに近付けた遊び方も想像してみましょう。

競技かるたは1対1で行います。
以下のように、自陣と相手陣を25枚ずつ向い合せで並べます。先に自陣を0にした方が勝ちです。

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「大津あきのた会 | きほんルール」より引用

自陣と相手陣25枚ずつなので、合計50枚しか場にはありません。場にない50枚を「空札(からふだ)」といいます。読まれる札は、空札も含む100枚です。空札が読まれたときに場にある札を触ってしまうとお手つきとなり、相手陣から1枚送られます。(より詳細なルールは↑などを参照してください)


これをBLEACH巻頭歌骨牌に応用してみましょう。こちらは全部で74枚あるので、たとえば20枚-20枚をそれぞれの陣に置いて、残りの34枚を空札にする、ということが考えられます。


並べてみました。

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自陣に1巻と74巻の超大山札があったので、自陣右下段の外側に並べておいています。こうすれば、9字決まりから4字決まりになるのでした。(しかし、自分が取りやすいということは相手もガンガンに狙ってくると考えられます。)

そのとなりの3枚(剣八・真咲・織姫)は1字決まりです。狙われやすい1字決まりは基本的に下段に置くことがセオリーです。(自分に近く、相手から遠いので)
自陣の左下段のザエルアポロとキルゲも1字決まりです。

競技かるたではみんな自陣の「定位置」を作り、徹底的に身体に叩き込みます。自陣の一字決まりは何も考えなくても手が動くくらいまで練習することが大事です。

(※なので、実は試合で場所をイチから覚えなければいけないのは相手陣の25枚だけです。いちいち100枚も50枚も暗記などしていないのです。自陣の定位置の存在も、決まり字と同じように、競技者の合理的な「ズル」と言えます。)


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相手陣に目を向けると、相手陣の(相手から見て)右下段の隅っこに、チャド「け」とジゼル「す」の1字決まりがあります。また、反対側の左下段端にもハリベル「ぎ」が置かれています。この辺りは最初に要チェックすべき札です。

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また、相手陣 左上段のネム・リルカ・空鶴の並びを見てなにか思い出さないでしょうか──そう、すべて「あ」札です。(あこ・あた・ああ
5枚の「あ」札のうち、砕蜂(あな)は自陣の右中段にあり、アヨン(あや)は空札なので、「あ」と読まれたら、3/5の確率でこの3枚を払えば良いことがわかります。ここは狙い所です。
※競技かるたでは、読まれた札(=出札)と同じ陣の札であれば触ってもお手つきにはなりません。なので払い手は基本です。


□  □  □  □  □  □  □  □


相手がいないので実際に対戦することは出来ませんが、いずれ誰かとやってみたいです。BLEACH巻頭歌骨牌-競技かるた ver.のイメージがなんとなく掴めたのではないでしょうか。

BLEACH巻頭歌骨牌の決まり字を覚えて、名人・クイーンを目指しましょう!








【2023年2月追記】

昨年11月に、念願かなって友だちと一緒にBLEACHかるたを遊びました。

自分勝手なオタクに付き合ってくれた友だち、ありがとう。

『BLEACH』世代でいちおう読んだことのある程度の友人達は、スマホとタブレットで私の作った「決まり字一覧表」を見ながら必死に札の配置を暗記してくれました。

初めてBLEACH競技かるたの対人戦をして、自分の作った決まり字一覧が活用されているのを目の当たりに出来てよかったです。ちなみにわたしが素のBLEACH知識で11枚差勝ちしました(決まり字一覧を作った意味!!)。

ところで、競技かるたには「序歌」という、試合開始の合図の、競技とは関係のない詩を読む決まりがあります。

BLEACHかるたの序歌には、 1試合目はBLEACHの前身という意味でゾンビパウダー1巻の巻頭歌を、 2試合目にはBLEACH23巻の最後に載っているエピソード0の「振り下ろされる刃に似ている」の詩を詠みました。後者がたぶんいちばん相応しいので公式ルールに加えたいです。

そして、この初試合の約1か月後、ファンクラブ限定販売だった「ブリーチかるた」が一般販売されました。

その影響で、想像以上に多くの人にこのnoteが読まれ、実際にカルタを遊ぶときの参考にされているらしくてワロタ光栄です。こんなの自分以外に需要ねぇだろwww というハイな気持ちで衝動的に書いたものなので……。

そして、ひと月前にブリーチかるたの「序歌」として私がなんとなく選んだ第0話のモノローグが、のちに一般販売版の特典にドンピシャで選ばれていたので「やっぱりね」という史上最高のオタクしたり顔をキメることができました。

これからも「BLEACH競技かるた」の普及に取り組んでいきたいと思います。みんな、今すぐ購入して・・・かるたやろっさ!!!

『ちはやふる』完結おめでとうございます。ちはやふるの感想noteも投稿したいです。


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