水星の魔女終わったね

滅茶苦茶ネタバレします。

全体的に物語としては綺麗に纏まった雰囲気だけは感じてます。
でもこれって、何かよく分かんないけどスレッタ達の犠牲は無くて良い感じに一期OPの祝福と挿入歌でゴリ押しただけだよね？　って言うのが、正直な感想。

じゃあ何が納得行ってないの？　という話。の殴り書き。
物理的に処理された4号が出てきたりしたこと、パーメット消えるとMSそのものが丸っと消滅したこと、結局決着らしい決着が付かなかったこと。いや何かもう最終回大体納得してないんだけども。

四号問題というかデータストームに付いて考えると何かもう頭痛くなってくる

　データストームってパーメット粒子から逆流してくる情報の塊とされてるものだってのは色んなとこで解説されているから分かる。
　え、情報そのものと同化してた四号ってどういう事？　というのが最初に来る。焼却処分されたじゃん？
　何かオルガノイドアーカイブが組み込まれてるからエリクトと同じ。というのがちょっともう「は？」ってなる。
　要するに遺伝子データ組み込んでたからというロジックがエリクトと同じって言いたいんだろうけど、それは無理だろ、と。

　だって、エリクトはデータストームと同調出来てたからMSに組み込むことが出来た訳で（この際データストームと同調してたの意味は気にしないとして）四号はこんがり焼却されたんよ。ただただ遺伝子データがあっただけじゃ説明付かんやろと。
　物理的に消滅したノレアも居るし、何がなんだか……ってなってたらユニコーンガンダムEp7が始まったなぁと。
　言いたいのは、四号とノレアがデータストームに居たのは無理では？　ということ。

パーメットって結局何よ

　ミノフスキー粒子なんだろうなって思うし、実際そういう扱いなんだろうけど、あんまり人間の精神波とか、ミノフスキー粒子を感じ取れるニュータイプみたいな存在が居なかったせいで、あくまでMSにリンクしている人間以外は感じ取れてないので、ミノフスキー粒子やGN粒子より無機質っぽさがあって、急に死んだ人間の思念を取り込んでいたせいで飲み込みにくいなっておくすりのめたねないとおじいちゃん着いていけんよ。

じゃあ何が欲しかったの？

　戦闘……ですかね。
　水星の魔女の戦闘ってスッキリ終わらない戦闘ばっかで、条件がフェアじゃなかったり、そもそも勝ち負け自体が当たり前の状況か誰かしらの介入があったりと、もやっとしている。
　戦闘で満足出来たことあまり覚えがない。戦闘形式上殺せないシステムだからガチ戦闘することが、まぁまずない。そもそも撃墜＝キャラの死ではないので、決闘云々もあまり問題ではない。
　最悪キャリバーンがカッコよくエアリアルを倒す（別に撃破する必要はない）シーンとかがあったら「ああ、最終戦の姉妹喧嘩は良かったな」とか言えたんですけど、コロニーレーザーで終わっちゃったので……

総括

　まぁ、申し訳ないけど、好きなガンダムではないかなって。
　というかロボットアニメとしてはヴァルヴレイヴとかガルガンティアの非ガンダム系ロボットアニメの方が評価高いまである。
　逐一どこかで見た事ある要素でなんだかなって……（老害ガンダムおじさんの戯言なのでここは本当に好みの部分）
　大体の問題が24話で尺足りてないだろって話あるけど、その話するとほぼ全ての地上波コンテンツ肯定しなきゃいけなくなるので嫌だ。
　あ、書きながら納得した。やりたいこと取っ散らかったニチアサ特撮みたいなってのが結論。家系ラーメン食べに来たら、そこそこ上手い醤油ラーメン出された感じ。お米もくれ。