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その安さは本当に安いの?

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今回も行動経済学です。

よく店で商品が値引きされているのを見かけませんか?その値引きを安いと思うかまぁまぁと思うか、もしかしたら店によって左右されているのかもしれません。

ここで1例を

A洋服店で「大特価1000円」、同じ洋服がB洋服店で「大特価5000円→1000円」で売られていました。どちらがお得に見えますか?

じつは大半の方が「大特価5000円→1000円」の方がお得と答えるのです。

元の金額よりどれぐらい安くなったかが分かるだけでお得感が出たり印象に残り、購買行動に結びつきやすくなります。

この絵にいくら出せますか?

この絵は1万円よりも高いですか?安いですか?
Q1. 安いと答えた方はこの絵にいくら出せますか?

Q2. 何も考えずにこの絵にいくらだと思いますか?

どうでしょうかQ1とQ2では値段は変わりましたか?

このように最初にこちらが掲示した値段が印象に残ってしまう心理は経済でも活かされています

アンカリング効果

ではこのアンカリング効果を用いて仕事で少しでも印象をよくする方法を記します!

あなたは上司からレポートを頼まれました。あなたはそのレポートを4日で完成できる能力を持っています。さてあなたは何日で完成できると上司に言いますか?

印象のためなら絶対に4日と答えてはいけません!「7日あれば終わらせられます」と告げましょう。4日後に上司に完成レポートを提出したとき「おぉ早く終わったな」と良い印象を持たれるはずです。

日常生活で自分に有利に進むようにアンカリング効果を活用してみてください。

そして元値が書いてある割引があったら「あ、アンカリングしてる」と意識してくれれば嬉しく思います

世の中にある経済は観察するほど面白い

サポート頂いた支援を用いて遠方の勉強会などに参加してさらに質の高い記事を提供したいと思います