KKL 20230524 研究室会議レポート

こんにちは。M2の笠瀬です。
気づけば5月も残り半分を切り、新しく入ってきたメンバーとの距離も縮まってきたかなあ~と思っているところです。
毎週、研究室会議に多くの見学者の方が来てくださっているため、少しでも研究室での活動や雰囲気をお伝え出来たらと思います。
個人的な感想になってしまいますがお付き合いください。

今回の研究室会議ではプロジェクト発表が盛りだくさんでした。
門脇研の魅力の1つにプロジェクト活動があると思うので、プロジェクト紹介も兼ねて書いていきたいと思います!

□MOK

これは私と同期の学生がお話を持ってきたプロジェクトで、山梨県道志村の木工屋さんと一緒に内装設計を進めるクライアントワークです。
昨日は実際に道志村に行ってきて、段ボールで実物大の寸法感をつかみながらプランを確定させていきました。
自分たちの好きなデザインをつくっていくものとは違い、実際に使用するクライアントの方と何回も話し合いを重ねながら進めていくのはクライアントワークならではで、私自身とても貴重な経験をさせていただいています。
このように自分たちのやりたいことをプロジェクト化でき、学びを研究室に還元できるという点は門脇研の魅力であり、様々な興味を持った人が集まり全員で意見交換をする場をさらに盛り上げていけるのではないかと思っています。

□gpz

こちらはもともと新建築という雑誌を読んで議論するというプロジェクトです。作品批評の練習や言語化の重要性などにふれることができ、多くの気づきや刺激があります。ゲストの方をお呼びしたり他の研究室の方と合同で活動したりと、年々進化している印象があり、発足から4年目となる今年もパワーアップさせようと試行錯誤している最中のようです。26日の初回が楽しみですね!

□SBA

5月の頭にM2の3人が実際に韓国へ現地調査に行っていました。研究室ができてから10年が過ぎ、先生の人脈の多さも相まって、プロジェクト・個人研究ともに海外志向が高くなっているように思います。
また、橋の設計ということで構造家の方にエスキスをお願いしたりととても興味深いプロジェクトとなっているので残り一週間頑張ってください!

□KRJ

中古建材総合検索サイトである「ReLink」のマガジン作成のため、様々な方にインタビューをするプロジェクトです。今回の議論では、インタビューの際、どのような話を引き出すかというお話がありました。研究室の活動など、自分の考えを発信する機会や仲間と話し合う機会は多いですが、「どう話を引き出すか」と考えるのは意外と難しいものです。記事の内容も毎回楽しみにしていますが、記事をつくるまでの過程も今後いろいろお話を聞きたいなと思います。

□家具プロ

毎年B4が何を作るか意見を出し、設計や施工を通してものの成り立ちについて学ぶという、通称「家具プロ」。今年も発足です!
私も2年前に家具プロに参加していましたが、今振り返っても個人的に1番思い入れのあるプロジェクトといえるのではないかと思うくらい多くのことを学ぶことができたと思っています。今年はなにをつくってくれるのか、もうすでに楽しみですね!

プロジェクトについてたくさん書いてしまったので、研究室会議については控えめに書かせていただきます。

「もの」

今年のB4は実際にものを持ってきて見せてくれたり、ものを使って実験的になにかを始めたりしている人が多く、M2も実験としてものを扱っている人がいたりと、「もの」を通した議論が多いような印象があります。毎回のゼミでの進捗報告が楽しいのはもちろん、発表者と聞いている人の間の認識の差が少なくなっていそうな気がしています。ですが、逆にいうと、「もの」が強すぎて自分の考えと乖離したまま議論が進んでしまう懸念も今後出てくる可能性があるのかな、とも思ったりしていて、あくまで自分の考えを伝える手段として使いこなせるようにする必要があると思っています。


いろいろ長々と書いてしまいましたが、少しでも門脇研のことを知っていただくお手伝いが出来ていたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!

M2 笠瀬未来

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