渋谷の2021年を予想
2020年の渋谷はこうなると思います。渋谷のサラリーマン化です。これがなぜ進んで行くのかについて理由を説明していきます。まずは現状としては若者の町とされていますが
これからの2020年代はこのコロナ禍により人が減少しています。緊急事態宣言の影響も
あり僕たち東京に在学している身でも東京の地に足を踏み入れることがありません。
観光客ならなおさらです。そして企業もテレワークへ移行していきます。いわゆるデジタル化がこのコロナ禍を期に加速していくと思います。つまり今の渋谷に新しい若者が入ってくる余地がなくなってくると予想します。完全に入ってこないというわけではないですが若者が入って来づらい(若者限りませんが)状況は容易に想像できますそして僕自身も初めて渋谷に行ったのは中学3年生の2月でした。当時14歳です。その時に初めて行った渋谷を観て思ったのは109があることへの感動でした。初めてテレビに映っている建物を見た衝撃でした。これがテレビに映っている建物かと感動し何枚も道路の真ん中で写真を撮りました。その時、一緒にいた友人にはあれは恥ずかしかったといって、客観的に見ると田舎者感がすさまじかったのだと思います。すこし話はそれますが僕が渋谷に行き思ったのはそれだけではないのです。正確にはそれ以外には何も思えませんでした。なぜならそれ以外のものは街中にある飲食店や服屋やタワーレコードなど渋谷に以外にも存在していたからです。ですが当時WEGOを行ったのは渋谷が初めてで流石都会の服屋さんは違うなと思っていましたがそれはチェーン店として自分の出身地にも店舗があり、あとでガッカリした記憶があります。
渋谷はもうすでに便利な町になっていたのだと思いました。ショッピングモール化していたのでしょう。2011年のことでした。だいぶ話はそれましたが渋谷がなぜサラリーマン化
するかと言えばそれ以上に僕が当時思ったようにここに住みたいやこの街に通いたいと思う若者が減少すると思ったからです。合わせて少子高齢化もあり、既存の若者が渋谷にいることはあってもこれ以上増えることがないと思います。単純に今現在渋谷で遊んでいる若者が社会人になり歳を重ねていく。それが故にサラリーマン化が進むと思います。
「僕らが過ごしていたのは新宿でした。60年代の若者文化の中心は新宿です。そこが一番刺激的なカルチャーを発信している街だった。一方で60年代半ばの渋谷は文化の何もない
ところでした。~どちらかと言えば大人の街、サラリーマンの街でした。それも、私鉄ターミナル駅で、都心で働くサラリーマンが郊外家に帰る時に寄るような場所という印象が強かった。」著者 牧村憲一・藤井武司・柴那典 渋谷音楽図鑑 p18
こうした60年代半ばの時代のような状況にはならないと思いますがカールマルクスの
名言である「歴史は繰り返す」という言葉にもあるようにそうした若者がいない大人の街というのもそれは興味深い街と言えそうです。そうなった際にはまた足を運んでみたいと
思います。
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