#3 誰に認められたくて頑張っているのか

今ヨーロッパでサッカーの大会が開かれいてる。サッカー界にはサッカーといえばという二人がいる。その一人クリスティアーノ・ロナウドがこの大会にポルトガル代表として参加している。昔から自分はメッシよりクリロナに魅力を感じる。数年前にサウジアラビアリーグに移籍したので引退を視野に入れているのかと思いきやこないだの試合でpkを外して号泣している姿をみて驚いた。クリロナといえばストイックな食生活、トレーニングで有名でサッカーへの情熱がとにかく凄い。自分が今からでも40歳まで情熱を注げるものがあるだろうか。どれだけのプレッシャーを自分に与えてどんな思いでサッカーを続けているのか、誰に言われるでもなく自分に試練を与え続ける姿に尊敬以外の言葉はない。

#誰に認められたくて頑張っているのか

なんとなくこうなりたい、こうしたいという気持ちがあるがそれが本当に自分の為なのか分からない。
なんでそんな事をしているのか、なんでそんなに頑張るのか他人に対して思うこともある。
例えばとても辛そうに働いている人。
自分のバイトの上司
本当は悪い人ではないんだろうなとは思うが、周囲に対しての言葉のあたりが令和にしてはキツすぎる。その言葉遣い、態度は良いとは思わないがどう見ても働きすぎている。そうなってもおかしくないと思ってしまう。色んな事情があって仕事は辞められないだろう。家族がいて生活があって仕事を辞めるわけにはいかないだろう。働いてお金を稼がなければ生きていけない。仕方がない事なのか。

でも自分が思うのはその人自身が考え方を変えない限りその人は辛いままで周囲の人も辛い目にあうということ。どう考えても悪循環だ。その悪循環を少し良くする方法を知っている。
それは自分で自分を認めてあげるという事だ。その上司が周りに怒ったり、強くあたるのはそれができていながらだと思う。もし自分の頑張りを少しでも認めてあげられていれば気は少し楽になると思う。こんなに頑張っているのにという自分の気持ちと会社や周りからの評価の差が言動に現れてしまっていると思う。頑張りを量ることができるものは給料や待遇、昇進、色んな物があるがどれも他人と比べる事ができてしまうんじゃないかと思う。きつい仕事ほど世間からの評価が低いと思う。誰にもできる簡単な仕事と言われればそれまでだがやっていない人にそんな事を言う資格はない。

テストで90点を取って喜ぶ人と100点じゃないと喜べない人がいるとする。もしそのテストで100点を取りたいと思って取り組んだのなら90点じゃ満足しないだろうが毎回100点を目指すとマイナス分精神的に疲れてしまう。しかもそれは積み重なる。
自分を認められなくなっていく。
それにもし毎回100点(完璧な結果)じゃないと自分を認められないとすると何かチームで物事に取り組むとき80点(仮の合格ライン)で喜んでいる仲間の事を
認めてあげられないと思う。仮に80点でも頑張った自分を認めてあげればその分相手に求めるものや事にも余裕が生まれると思う。
しかも大体、人から与えられるテストが本当はそれほどあなたに取って重要ではない。重要と思い込んでいるだけだ。
(結果ではなく、取り組む姿勢や向き合い方が大切)
与えられたり人からやらされた仕事で80点で良いものを100点にしたところでその20点は自分には返ってこないで他の誰かにプラス20点されるだけのことも多々ある。自分にはそう見えてしまう。やらなくていい事も自分の仕事と思い込んでしまう。

頑張らなくてもよい20点分を誰の為に頑張っているのか。世間体が圧力かそうなっているからか分からないけどその20点分の精神力と体力を自分の好きな事に向けられれば人生は他の方向に進むと思う。
どんな仕事や学校に通っていても頑張っているなら自分で自分を認めてあげて欲しい。自分より大切なものはない。(自分というのは自分の好きな人や物を含む)

ヨーロッパのどこかの国が日曜にほとんどの店がやっていないらしい。そこに行った日本人が現地の人に日曜に店をあげれば儲かるのになぜそうしないのか聞いたらしい。商売をしていれば儲かる日に仕事をするのは普通と思ってしまうが現地の人は
家族が休みの日に働いていつ自分の時間やお金を使うのかと言われたらしい。
やる事の目的や意味を見失っては物事は良い方向に進まないという事。家族と楽しい時間を過ごす為に働いてる。働く為に生きていない。(日本でそれができるかは分からない)苦労して辛い思いをすれば報われるという考えが根付きすぎてるのではないかと思った。自分が頑張っていても隣の家が大きくて、良い車に乗っていたら自分を惨めに思うのか。自分のやっている事を疑うのか少し考えてみて欲しい。

自分は何も成し遂げていないし周りからよく何をしているのかと言われる。でも自分の為にしかやっていない。自分の好きな物のためにしか生きていない。これからどうなるか分からないけれど自分の好きな事、思った事の為に行きたい。クリロナは自分の為にサッカーを続けているに違いない。誰の為でもない。頑張っている自分を認めてあげられるかどうかが大事だと思った。