♠ O.D.003_ “ 朔太郎の夢 “=「営業」---(novel)
♠ O.D.003_ “ 朔太郎の夢 “=「営業」---(novel)
(# ゚Д゚)
■課長: 「何やってんだーーーーさ・く・た・ろ・うーーー! 」「今日も、契約!ボウズ (0) かーーーーー!
【ヒンズースクワット】、百回!」
■朔太郎(さくたろう):「いまどき、こんな会社、聞いた事ない!
ここは、自衛隊か~!」と、
■叫びそうになるのをこらえて、
何も言わず、『笑顔満面_仮面』で固めた顔の目の奥で、
課長をにらみつけながら、
▶「1、2、3、・・・・99、100!」と、ヒンズースクワットを
完了した!
・歩き疲れた足、腰、膝に、ヒンスクは、結構---こたえた。😢
■ド新人の朔太郎は、コンピューター専門学校の出身である。
本来は、SEくらいの仕事をしたかったのだけれど、
上には、文句言えず、
相談した先輩には、
「 企業は、まずは、営業からさ!」
=営業なくして、企業ナシ!=
■どんないいもの作ったって、仕入れたって、
このモノ余り時代。----売れなきゃあ、
簡単に、会社、つぶれるぜ!
「まあ、=極意=が、分かったら面白いけん、がんばれや!」
■変な大阪弁で、励まされたのやら、バカにされたのやら・・・
■同じ中学出というだけで、ほとんど面識のなかった
同じ課の先輩。
■朔太郎: 大して売れてもいないのに、先輩風を吹かして、
営業の極意でも極めたトップセールスマンのように、
マウント取ってきやがって!
■同じ会社、同じ課にいるというだけで、
えらそうーに、おっしゃって、いただいて、
いらっしゃる・・・×□△●×□△●!
■なんか?言葉がぐじゃぐじゃなのは、
自分でもわかるのだけれど、
どう言っていいのか? 分からない!ので、
■いつも、「は~。」と、
生返事だけの朔太郎だった。
■ 『言葉選び』 が上手でない、というよりは、
=ボキャブラリーが乏しい=のだ!
・・・・・・・・・・・・・・・
■朔太郎の愛車は、
=白のピックアップトラック=だ!
■華々しく新入社員としてデビューした時に、思い切って、
☆超~、超~、長期ローンを、組んで買ったのだった。
(なので、会社は簡単には辞められない!!!)
◾それは、白サイのように、白くて、デカくて、カッコいい。
◾朔太郎は、毎朝、白サイに乗って、通勤しながら、
◾あたかも、車の外を行きかう人々を
見ながら・・・
■朔太郎: あのおじさん!いい体格しているけど、
えらい前屈みで、急いでいる。
・ありゃあ~、ゴリラだな! ゴ・リ・ラ 🦍
■あの超ミニの女の子、手足なげーーー!
首も超長いので、
・ありゃあ~、キリンだな! キ・リ・ン 🦒
と、通勤中、サファリパークを楽しむかのように、
ひとり、悦に入りながら、白サイを走らせた。
■なので、渋滞でも、まったく苦にならなかった。
そして、よく遅刻していた。
■朔太郎は、みんなには、
「身長は170cmです!」とは、
言ってはいるのだが、
・実は、いくら、どう計っても、169.5cmしかなかった。
◾ニックネームは、アルマジロ ???→■朔太郎: なんで?
◾でも、朔太郎は、がっしりした甲羅を着たアルマジロは、
“ ちょっと、カッコいい! “ と密かに、気に入っていた。
◾実は、朔太郎の 『アルマジロ命名』 の本来の由来は、
通勤後、課長の前に出た時の身のすくみ様、媚び方が、
どう見てもアルマジロそっくりなので、
そう呼ばれていたのだった。
◾なので、
この白サイに乗るアルマジロくんは、やや寸足らずだった。
ゆえに、必ず尻の下に、座布団が必要である!!
◾その大座布団は、大相撲の幕内力士のネーム入りだった。
朔太郎と同じ名前のものだ。(笑)
◾それを、
みんなに、見つからないように、後ろ座席に忍ばせていた。
■そして、アルマジロくんは、そそくさと会社に入り、
課長のライオンのような “ 雄たけび “
→「契約取ってこーーい!」と、ひと吠えされて、
そそくさと飛び出して行った!
■かと言って、特に行くところはない!
白サイ・ローンで、金もなく、仕方なく、
会社からやや離れたコンビニに行き、
■百円コーヒーを、イートインしながら、
コンビニを事務所代わりにする事が、朝の日課だった。
そして、ひたすら、スマホを見る毎日だった!
■そんなある日
「こりゃあ?なんじゃああああ!」
--🏄--【Ordinary Dream K.K.】=(ささやかな庶民の夢_株式会社)
というのに、突き当たった。
そして、そのサイトの中を探索していたら、
またまた!
「こりゃあ?なんじゃああああ!」
■なんだっ!こいつ!
飛び込みで、1、10、100、1000、・・・・4億8千万円の売上、上げてやがる!
■ええええええ—っ!
チラシからで、成約率=37.5%だと!
・・・ふんっ、笑わせるナ!うそやろ!
■よ~し、どうせ暇なので、
ちょっと、一発DMで、揺さぶりかけてやろう!
ってんで、【Ordinary Dream K.K.】にアクセスして、
DMをぶちかました!
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突然のメール失礼します。
ハンドルネーム:サクタローと申します。
貴社の出品物の内容について、
お伺いいたしたく、
一筆啓上致しました。・・・
:::::::::::::::::::::::::::
→丁寧な文章(⌒∇⌒)。
言う事と、する事が違う朔太郎だった(笑)
■すると、
瞬時に【AIアバター女子】が、出現して、
・・・ぴこぴこぴ~!
■O.D.【AI】: いいいい~らっしゃいませ↗! はじめまして!
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
---つづく