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♯8 闇夜に溶け込む野良猫に思ふ
定時制高校に通っている僕は普通の学生より下校時間が遅いです。
家から離れた学校に通学しているので移動時間もまあまああります。
一時間くらいです。
その日は学校に用事があり、最寄り駅に到着した頃には24時を過ぎていました。
こんな時間に帰るのは初めてでした。
治安が悪い地域なので「アタクシのいたいけなボディが狙われるかも知れませんわ」とビクビクしながら駅前のネオン街でたむろするガラの悪そうな人たちを尻目に家路につきました。
入れ墨が腕にビッシリ入ってるグラサンをかけたモリモリマッチョの喫煙おっさんに睨まれた時は「あかん死ぬ」と思いました。
既に閉店していたスーパーに野良猫がいました。
三毛猫。
かわいい。
猫がこっちを見つめていたので写真撮った。かわいい。
ガキンチョのころ親戚が飼ってた犬に顔をベロンベロン舐め回されてから小動物の類い全てに近付きたくもないし触りたくもないのですが見るだけなら癒やされますね。
でももっと見たいと思って近づいたら気持ち悪くなるというジレンマ。
にくいぜこのやろう!!!
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