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日記 2024/6/27



今日の所感

・ポケモンGOに、私の最推しポケモンであるイベルタルが来ているらしい。私の事を昔からツイッターでご存じの方は知っているかもしれないが、私はポケモンという枠に限らずこの世の全キャラクター、いや、全生命の中でイベルタルという存在が一番好きだ。ポケモンを始めたのも幼少期、イベルタルのパッケージに惹かれてポケモンYを買ったのがきっかけだ。そしてこれが人生で初めてプレイしたゲームでもあったため、私のゲーム好きな人格、引いては今の私という人格を形作っている存在がイベルタルともいえる。もうそういうランクの存在なのだ、私にとってイベルタルとは。第三の親とまでいくかもしれない。そんな彼が、ポケモンGOに来ると言うのだ。ぼうっとしている場合ではない。私はまるまる一年ぶりにポケモンGOを起動し、(調べたら最後に捕獲したポケモンの日付が去年の5月20日だったのでホントにちゃんと1年ぶりだ)イベルタルレイドに挑戦することにした。

しかし、ここで想定外の事態が発生する。私の住んでいる地域がカスすぎたせいで、レイドに参加してくれる人がひとりもいなかったのだ。由々しき事態だ。これではイベルタルをゲットどころかまずバトルさえもできない。困った私は、インターネットでポケモンGOのレイドバトル募集掲示板を検索してそこからレイドに挑むことにした。

こうしてなんとかイベルタル撃破に成功したわけだが、更なる壁に激突する。イベルタルは飛んでいるポケモンの為、ボールが非常に当てづらいのだ。中々間合いの把握が難しく、何度もボールを空打ちしてしまう。結果、イベルタルには勝利したものの入手には失敗したという悲しみを何連続か味わう事になってしまった。

一時は「もうイベルタルは無理なのか」とあきらめかけた私だったが、3回目の挑戦にて捕獲画面をARモードにするとイベルタルが近づいてボールが当たりやすくなるというテクにたどり着いてしまった。がむしゃらにやっていたら独力で到達したライフハックなので正攻法かどうかはマジでわからない。誰かご存じの方は教えてほしい。このハックを使ってなおも一回は失敗してしまったが、このテクを活かしたことにより無事4回目のレイドにてイベルタルの捕獲に成功できた。感無量である。ちなみにリモートレイドパスには合計1400円ほど課金した。少し熱くなりすぎたと思う。

入手の瞬間。喜びすぎて手があり得ないほどブレたのでカメラにかぶってしまった。
我が家にイベルタル。やばい、尊い...。

・そんなわけで、イベルタルレイドでした。最大の目的を叶えてしまったのでこれからもポケモンGOを続けていくかはまだ分からないが、とりあえず気のすむまでイベルタルを連れまわして遊ぼうかと思っている。

・くら寿司でお寿司を食べた。3人で行ってびっくらポンが2回当たるのは結構ラッキーだった気がする。今日はやたらとまぐろを食べたが全部おいしかった。なんか塩だけ振ったやつが以外にもおいしかった気がする。まぐろ本来の味が活きていてとてもよい。ちなみに画像はそれじゃなくて漬けまぐろだ。書いといてなんだが写真を撮るのを忘れたのだ。

今日のオレカ

・マジカもブルマジも完成していないというのに、新しいモンスターの育成に手を出してしまった。現在私は4体のモンスターに縛られて育成をしているクアトロブッキング状態である。いったいなにが原因なんだよと考えてみたが、私の顔しか思い浮かばないのが歯がゆい。果たして新3章までに片付くのだろうか。せめて一人だけでも終わらせときたいものだが。

追加育成クン①。2~4リールのブレス全埋めを構想。劣化多くてつらい。
追加育成クン②。3止め&4埋めのストーム型。3リールがのっぺりしすぎててつらい。

今日の音楽

・Pink Floydの「The Final Cut」(1983)を聴いた。

今回はこのコーナーで定期的にやっている、「世間一般に評判の悪い作品のマイナスイメージについて私がギャアギャア文句を垂れる」回である。本作は1977年「アニマルズ」にてベース・主な作曲を担当するロジャー・ウォーターズの独裁が加速し、1979年「ザ・ウォール」にてキーボードのリック・ライトが解雇されてバンド内に緊張が走っているという流れを踏まえて制作された作品である。よって本作は恐らくバンドの中が最悪だった時期に作られており、ギターのデイヴ・ギルモアが「このアルバムは3曲を除いていい曲が無い」と言ったり、ロジャーがやる事をやりつくしたということで本作を最後にバンドを脱退したりと色々曰く付きの作品である。こういった制作背景のため本作はバンドのディスコグラフィの中で最もロジャー色が強い作品であり、彼のソロアルバムと言ってしまった方が妥当かもしれない。そのためピンク・フロイドのファンからすれば評価が芳しくないのだろう。しかし一回こういった制作のゴタゴタや今までのバンドのサウンドを何とかして頭から取り除いて、純粋にこの作品に向き合ってみれば、その良質さがよくわかるはずだ。「狂気」「炎」を聴いたものでロジャーの作曲力の高さに異を唱える者はいないと思うが、それが最大限発揮されているフロイドのアルバムが本作なのだ。この「フロイドのアルバム」というのが重要で、つまりこのロジャーの独壇場である極上のサウンドにギルモアのギターが重なってくるのである。本当に当時のふたりはそこまで不仲だったのかと疑いさえしてしまう上質な絡みだ。また、他の作品には見られない、上記のような背景があるからこその本作に通底した、重く暗く冷たい空気もハマる人にはどストライクでハマるだろう。音楽性はまるで違うが、レディオヘッドの「キッドA」が聴けるという人は問題なく楽しめるのではなかろうか。そんなわけで、本作は「迷走したバンドの暗い失敗作」と切り捨てるにはあまりにも惜しすぎる、暗黒の煌めきに満ちた魔性の一枚だと私は思うのだ。


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