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強みと弱みはどっちもある

よく企業の強みと弱みを教えて下さいと言われることが多いです。
強みは同時に弱みになることもあります。
そもそも強みと弱みは理解しなければいけないのか?
ということから考えてみる必要があるかもしれないですね。


そもそも強みと弱みって必要?

強みとか弱みって調べたほうがいいから調べてないでしょうか?
企業のホームページや採用のページ、就活の情報サイトに記載されている以上の情報をあえて探す必要はないと思います。
業界のことを調べていくうちにこういうことが強くてこういうことが弱みになるのかな?という予想を立てることはOKですが、無理に探さなくてもいいでしょう(面接時の質問としては良い話題にも成るかもしれないので質問には入れていてもいいかもしれません)。


強みと弱み

例えばある分野で強いということは同時に弱いということにもなります。
私はIT業界にいるのでメーカーとその他の企業で分けるとしましょう。
メーカーは自社で製品を作っているのである程度融通がきくという強みがあるとしましょう。しかし、同時に他の企業の製品には強くはないことが多いので弱みにもなります。
メーカーではない企業では、たくさんの製品を扱うことができる、自社製品の縛りがないのでお客様の要望を叶えていきやすい強みがありますが、メーカーの値上げや販売終了などの急な要求にも対応しなければならず、弱みも抱えることになります。


完璧な企業はない

強みと弱みは同時に発生していることが多いですが、完璧に強みだけの企業や弱みのない企業はありません。
むしろいろいろな強みと弱みを持ちながらいいバランスで企業はなりたっています。強み(企業がアピールしたい部分)には注目する必要があるかもしれませんが、弱みにはそこまで注目しなくてもいいと思います。
弱みはそもそもお客様獲得できていないということにもなるので、弱みを企業側で認識していないことも多いです。
企業側でも強みで顧客獲得できていればそこまで気にすることもないので聞かれてもピンとこないことが多いでしょう。
何から何まで調べ尽くしたい気持ちはわかりますが、全てを知っている人、企業のほうが少ないことも理解しましょう。

まとめ

強みと弱みは同時に持っているものです。
調べていくうちにしっかりと理解したい気持ちになることはわかりますが、企業側でも普段から認識していることは少ないです。
調べてから行動ではなく、調べながら行動し、面接を通してより理解を深めていくようにしてみてください。
面接で逆質問で聞いてみたほうが早いことってたくさんあります。

よろしくお願いします!日々思ったことを書き留めて少しでも多くの人に届けばと思います。