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ほぼ毎日川で子どもたちの成長を見た

私は、放課後等デイサービスで働いている。

しかも夏休みは、ほぼ毎日川に行く。
川と聞いて、チョロチョロ水が流れている程度だと思っているなら大きな間違いで大人でも場所によっては全く足がつかないくらい怖い場所だ

ちなみに子どもたちは、全員ライフジャケットを着て川に入る。大人はつけない

川幅は、だいたい10m程
川をます奥まで渡る
そして子どもたちは岩から川に向かって飛び込んだり、水を掛け合って遊ぶ

そんなところで夏休みの約3週間の半日を川で過ごした。

そこで気付いたことを書き残そうと思う

子どもたちの好奇心

子どもたちの好奇心には、本当に驚いた。
川に対して恐怖より好奇心が強い!

川に入って寒さで震えているのに遊び続ける児童や毎回流されるのに誰よりも早く川に入り岩を目指す児童、岩の間にいる魚を夢中で探すあまり頭が岩に挟まってジタバタする児童等など他にもたくさん出来事があった

それらを前もって阻止、または上手く行くようにサポートすることの体力的、精神的なキツさ

一瞬目を離すと幾らライフジャケットを着ているとはいえ事故が起こりかねない
めちゃくちゃ必死で見ていた

ことが起こる前に防ぐにはただ見ているだけでなく、子どもたちの思考を先回りすることが必要ってことを学んだ。いったい何を見て、何をしようとしているのか考えるのは大変だ。というかずっと考える続けることは、無理だ。

だから、ポイントポイントで見ることを覚えた。例えば、川を渡るときは、身長が低い子を中心に見ていくことや集中し過ぎてしまう子の周りに何があるのかを見るなど

本当に子どもの好奇心は無限大だと感じた。そこに可能性もあるんだななんて思ったりもした。

子どもの自信と成長

約3週間も川に行けば、最初は指導員を掴みながらゆっくり川を渡った子どもがひとりで川を渡れるようになったり、水を掛けられるのをすごく嫌う子どもが岩からジャンプする楽しさを覚えたり

そんでもって「ねぇねぇ一人で出来たよ」って報告してくれる。頑張ったねっと褒めると嬉しそうに笑う瞬間がすごく好きだ

数えたらいくつも成長が見れた

本当にたくましくお兄さんやお姉さんになったなと感じる子もいる

子どもたちの中には初めて川に来た子もいる
その子からすると初めての川は未知そのものだ
何をするにもはじめはやっぱり怖いものだ。川だって車の運転だってなんだってそうだ。
でも、最初にやり始めることさえ出来てしまえばあとは先の自分に任せてしまえばなんて考えた。

本気で自然の中で遊ぶことの楽しさ

子どもの頃に川に行ったのは数回だけだった
今思うともっと川に行きたかったなって思う

そのくらい楽しんだ。
子どもたちを見なければいけないときもあり、本気で水の掛け合いをするべきときもあり

いろいろ含めて今年の夏は、楽しんだなと思う

すごく疲れたしキツイこともあったけど子どもたちの成長を見れるのは本当に楽しいことだと思う

夏休み早く終われなんて思ってたけれど振り返ってみるとなんて楽しい川遊びだったか

これからの毎日も成長を見れるのが楽しみだ

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