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考えるだけじゃない、手と足を動かそう

2月10日、「ポートアイランドまちあるきスタディ」に
参加してきました。
その直前まで、恩人田中さん(仮)と
どう事業を進めていくかという話もしていましたが、
またまとめます。


50人以上が参加したまちあるきスタディ。島をぞろぞろ歩く

まちあるきスタディとは?

”島内のパブリック・スペースを中心に有識者と共にまちを歩きながら、まちの課題や将来像の方向性を意見交換するワークショップ”

「言っても10~20人くらいの小規模なワークショップだろうな…」と、
軽い気持ちで参加したところ、
参加者なんと50名以上。

港島の埋め立て計画に携わった方、
港島の町開き当時から住んでいる方、
一度島を出たけど、戻ってきた方、
なんと広島から、参加している人まで!

なんと、姉(8個上)の同級生とも出会い、
島内を歩きながら交流しました。


まちあるき後のワークショップ。熱量がすごい

ポテンシャルしかない町

約2時間のまちあるき終了後、
参加者が5グループに分かれて
「こんな事ができるようになってほしい」
「ここが活用できるんじゃないか」
「ここが不便だから、こんな施設とかが欲しい」

普段の生活や、まちあるきをする中で気づいたことを
紙に書いていくワークショップをしました。

「住民も、仕事で入ってくる人も、食事するところがない」
「ポートライナーの高架下のスペースで何かできないか?」
「図書館、ビアガーデン、人が交流できる場所が欲しい」

ワークショップってこんなに盛り上がる?というくらい
皆が自分事ととらえて発信していき、
時間が足りないくらいほど大盛り上がりでした。

神戸出身・東京在住の主催者の女性は
「この、町を変えようというパワーが、
東京とかではあまり見かけなくて、
東京出身の子たちにびっくりされる。」と言っていました。

阪神淡路大震災からものすごい勢いで復興した神戸。
住民の地域への思いの強さと、
同じように地域のことが大好きで、
なんとかしたと思う、面白い方々に会えて
すごく有意義な会でした。

これから考えていかないといけないこと

まちあるきスタディで立ち寄らせてもらった場の一つに、
島民のボランティアが運営するスペースがありました。
発起人の女性は、仕事をしながらこのスペースを立ち上げ、
賛同者を増やし、活動を続けています。

ボランティアでは、ボランティアさんたちが疲弊するだけ。
何かしらの策を練って、
収益化しながら運営できないか。

これ、子ども食堂とかをはじめとする
全てのボランティアにもつながるけど。
私を含め、収益化の方法を知らず、
「なんとかしたい!」という気持ちだけで動いてしまって
ボランティアさんへの負担がものすごいことになる。
これを辞めていきたい。

地域おこしをボランティアとしてやるのではなく、
企業や学校法人、行政と連携していく。
関わる人みんなが少しでも収益を上げて、
気持ちよくかかわる。
みんなで心も体も豊かになる。

その方法を、この島で形作って
同じように高齢化や人手不足、子どもの減少などで悩む
地域に伝えられるよう仕組みを作りたい。

今回参加されていた方々のお知恵も借りながら、
私自身が何ができるのか。
少し、案は出てきました。
着実に、形にしていきます。


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