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『ジャム理論って何?』

8月19日(水)

こんにちは、ケンです。

今日は『ストレスの本質を捉えろ』というテーマでお話ししたいと思います。

個人が発信する時代になっているので、経営においても営業においても、ここはみなさんが押さえていた方がいいと思いますので、最後までお付き合いください。

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そもそも「ジャム理論」って?
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マーケティングをある程度勉強している方であればわかると思いますが、

「ジャム理論」というのはマーケティング用語です。

なぜこの由来になったかというのは、ある実験からきています。


スーパーマーケットでジャムを販売する際に、24種類用意した棚と、6種類の棚に分けて販売しました。
すると、24種類の方では、試食から購入まで繋がったのが3%。
6種類の方では30%という結果になったのです。

その差、なんと10倍。すごい違いですよね。
#語彙力

ここで言っているのはあくまでも「割合」であって、数字ではありません。

例えば、24種類の棚の方が大きくて目立つことによって試食したお客さんが1000人だとする。逆に、6種類の方はお店の端の方で目立たないために試食したお客さんは100人。

こうなると、実際に購入したのが同じ人数だったとすると割合は変わってきますし、24種類の方がコストがかかるから利益としては6種類の方が上がる!とかっていうことだと別の話になってくるので、売り上げとか、利益の話ではないです。

とにかくこの「ジャム理論」で明確な結論となったとのは、

「選択肢が多すぎると選択されない」ということです。

冒頭にも話したように、これからは個人が発信することで信用を得て、人が集まり、収益に繋がるという時代なので、ビジネスで成果を残したいという方は必ず押さえましょう。

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なぜ選ばれないのか?
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選択肢が多すぎると選ばれないと言いました。ではなぜ選ばれないのか?
その理由は2つです。

❶判断材料がなくなる。
❷買ってから「あっちの方が良かったかも?」という後悔が生まれる懸念がある。

言われれば確かにそうだなーって思いますよね。

選択肢が多いというのは、人間にとって「ストレス」なんです。
逆に、選択肢が少なすぎてもストレス。
#人間って面倒な生き物

なので必ず適切な数があるはずなんです。

例えば、アマゾンとかYouTubeでを見ていると、必ず「オススメ」というのがありますよね。
でもオススメ本やオススメ動画が1万本あっても誰も選べない。
あれはちゃんと人が選択できる数に絞られているわけですね。

その数は3〜9個くらいとは言われていますが、売り場によって変わってきます。
売る場所が、アマゾンなのか、YouTubeなのか、商店街なのか。

この適切な数を見つける為に、とにかく実験しまくることが大切です。

ということでまずは「ジャム理論」を押さえて、今のビジネスに落とし込んで考えてみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考になれば嬉しいです。

それではまた。

ケン。








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