紫陽花の咲くころに。

20代後半。都内で営業の仕事をしています。 言葉を使った仕事がしたいと思い、日々悶々と…

紫陽花の咲くころに。

20代後半。都内で営業の仕事をしています。 言葉を使った仕事がしたいと思い、日々悶々とした想いと格闘しています。 ここでは、自由に思ったことや感じたことをつらつらと 記していきたいと思います。 少しでも多くの人に読んでいただき、心が動かせたら幸いです。

最近の記事

私たちは、変化を強要された。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令され、早くも2週間が経過した。 東京都内の1日あたりの感染者数は、依然として100人を越える人数で推移している。 政府や各自治体による外出自粛要請(そもそもこの言葉がもやもやする。自粛は要請するものでも、されるものでもない。)の効果があるとすれば、今週がひとつの峠になるだろう。 今般の非常事態を受け、私が勤める会社でも、原則として事務所への出勤が禁止された。感染リスクを避けることを考えれば最善である。一方で、世界規模で

    • 「大人」のなり方

      希望を持たないことが、賢いことだと思っていた。 明るい未来を期待しても、いつか終わることが見えているから。 そう思うことで、失敗から逃げていた。 何者にもなれない自分を受け入れることで、「大人」になろうとしていた。 いや、そうすることが「大人」だと思っていた。 幼いころから、物わかりが良い方だったと思う。 「大人」の唱える慣習や規範が持つ文脈に自らをゆだね、自我を押し殺すことで、「物わかりが良い自分」の正当化を見出した。 言葉にすると、とてもみじめで滑稽だ。

      • 宣伝会議 コピーライター 養成講座

        去る10月19日コピーライター養成講座の開講式が行われた。 根拠のない自信と、どうしようもない不安が同居しながらも、会場につく。 周りには大学生もいれば、社会人として働きながら通う人もいる。 はじめて自分の足でスタートラインに立った気がする。 自分の余力を残した勝負ばかりしてきた。 高校受験、部活動、大学受験に就職試験など。 きっと次こそ。次頑張れば。まだ時間はある。 そんな甘いだけの言葉を自分にかけながら、しかしとうとう逆転の時は来なかった。 今日頑張らない

      私たちは、変化を強要された。