#23【はった写真Library】ここはそう、星原。星を捕まえに行こう。
前回
星に憑りつかれた私、また撮りに出かける
さて、また星を撮りに行こうか。
その前の月にも山梨で星を撮ったというのに、また懲りずに星を探しに出かけた。
この間にもいろいろ調べながら、一つの場所を探した。
八方ヶ原だ。
栃木県矢板市に位置するここは東京から車で3時間弱かかる道のりだ。
山の上ということもあって、冬の間は閉山しているが、特に夏であれば問題なく訪れることができる。
夏は天の川も縦になっていて、構図も決めやすくとても良い。
山の上で夏なのに寒いなか、数時間かけて撮影を行った。
この場所の良いところは、個性的な展望台があることだ。
被写体にもなるし、自身が上れば、一つの物語のようにも写すことができる。
レンズは以前使ったSEL28F2のレンズで、前回から何も変わっていない。ということは、それだけこの場所自体の星の見え方がきれいだったということだ。車から降りた時の感動は今でも忘れない。
目前いっぱいの星の屑は、自分自身をあまりにもちっぽけな存在として認識してしまうくらいの威力があった。
ずっと見上げてしまうこの空を、自分の写真に残せたことに感動を覚えた。
星を捕まえに行ってみませんか?
次回
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?