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仕立てが必要な多肉植物

 一口に多肉植物といっても多種多様で、アガベのように剪定などせずとも自らの力で美しい形になる種類があるかと思えば、思うがままに成長してしまい、にっちもさっちもいかなくなるような種類もあります。
 野菜でいえば、トマトなどは脇芽を摘まないでおくとジャングルのようになってしまいますよね。多肉植物は比較的成長が遅いものが多く、たいていは自分できれいな姿になるのですが、最近になってそうではないものが目に付くようになったので紹介したいと思います。
 上記の写真は全く手入れがいらないのに美しい造形のアガベ ホリダです。
 


シッサス クアドラングラリス 翡翠閣という和名を持つブドウの仲間。
確かに葉はブドウらしい。ひとたび根を張るととても成長が早く一直線に天を目指す。
余りにも目指しすぎてすぐに途中で折れてしまいます。
ユーフォルビア トリゴナ(ルブラ) 我が家に来た当初は成長が遅く、一年で10センチほどしか成長しなかったのですが、30センチを超えたぐらいから成長が加速し分岐を始めました。
放っておくと途中で折れそうなぐらい頭でっかちになるので剪定して軽量化します。
オトンナ カルノーサ ただひたすらに横に広がり続けます。
幹立ちして欲しいのですが・・実生から半年程度でこの大きさです。
ユーフォルビア フェロックス。十分に日に当て育てているせいかどんどん頭でっかちに。
実はこの後倒壊してしまいました。枝を外して挿し木にしています。自然樹形はどうなっている?
ユーフォルビア クンチ―。挿し木でも塊根を作ってくれる優秀な植物です。
枝が暴れすぎたので剪定したところ、そこからさらに枝分かれ。
ユーフォルビアホリダモンスト。自分の懐から次々と脇芽をだしてとても窮屈になってしまうので脇芽を欠いて挿し芽にしています。
ユーフォルビア グランディコルニスで入手した種子の実生株。典型的なグランディコルニスの形と違うような気が。次々と分枝してわちゃわちゃになりそうで、一部の枝を剪定しています。
こちらはよく見るグランディコルニス。あまり暴れている感じはありません。


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