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うれしくて、さびしい、おひるごはん

「今日はお昼は何時ごろ?」

自宅から徒歩3分の事務所で仕事をしている自分にとって

奥さんにお昼御飯の時間を聞くのはこの二ヶ月の日課だった。

奥さんが在宅勤務を始め、子供達の学校は休校で

毎日の昼御飯は家族全員が当たり前になっていた。

お昼に自宅に戻り、ふと気づくと

小中学生の息子たちは家にはいない。

「あ、そうか、今日から学校始まったんだっけ」と僕。

「昼はセルフでお願いね」と奥さん。

ビフォーコロナ時代は平日一人でお昼を食べるのが当たり前だった。

いつもセルフで食べていた。

でもwithコロナになってからは家族で食べるのが当たり前になった。

お昼の準備も奥さんがしてくれるようになった。

わずか2ヶ月程度の当たり前が壊れ、元の当たり前に戻っただけだ。

子どもの運動や勉強を気にしなくてよくなった。

食事の準備も考えなくてよくなった。

嬉しいことばかり。

でも、ちょっとだけ、寂しい。

いままでの当たり前に感謝し、これからの日常に慣れていこう。

いつまで続くともわからない、この日常を。

皆様のサポートによって、より新たな知識を得て、知識と知識を結びつけ、実践した結果をアウトプットして還元させて頂きます。