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私の武装解除日記〜自己理解と変容の旅路

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武装解除=自分の無自覚な信念、回避行動、正当化、痛みに自覚的になり、少しづつ心に装備していた鎧を脱いでいくジャーニーを仲間とともにしたためます。 勝手に知り合いの武装解除っぽい…
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#武装解除

違いにこだわる特性、その奥にある痛みとは?

人と同じが嫌!!自分は、いつからか人と違うことを志向し、 人と同じであることに嫌悪し、 人と違うことを求める、という性格になっていた。 「こんなことやってたら、他と変わらないじゃん」 「既に人がやったことをやるのは面白くないじゃん」 そうやって、他者と同じことを拒否し、違うことを求める。 動物占いで、孤高の狼であることを知ると 「俺は群れないし、人と違うことを嗜好する、ドンピシャだ!」 と喜ぶ。 しかし、実はこの性格は、 生まれつきの性格ではない、痛みを守るため

母に教わる痛みから

夕方、出先から母に電話(生存確認)をすると 必ず母がすがるように 「なるべく早く帰って来てな〜寂しいねん」 と嘆く。 日課のように行われる母の嘆きが すごく不快で煩わしく鬱陶しい。 嫌な気持ちに覆い被せるように 私は心の中で母を責める。 無意識に沸き起こってくる責めの言葉。 「自分だって小さかった私を仕事だ何だと言って 家で夜遅くまで待たせていたくせに」 胃が痛くなるくらい空腹で母の帰りを待っていた記憶がよみがえる。 もちろん一日仕事をして女手1つで私たちを育ててくれ

私の武装解除日記②本が読めなくなってしまった私

先日から始めた武装解除日記。 ①はこちら。 先日、この武装解除日記を取りまとめてくれるかけちゃんと、オンラインで話す機会があった。不定期ながら開催される、「ザ・メンタルモデルワークブック」に取り組む会でご一緒だったのだ。メンタルモデルの4類型の話をしていた時に、ふと気づいたことがあった。 それは最近の私は、「本が読めなくなっている」ということだ。 正しくは「本を読む気力を失っている」と言ってもいいかもしれない。 そして、もれなく本を読めなくなった自分を責めまくっていたが