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  • 私の武装解除日記〜自己理解と変容の旅路

    • 22本

    武装解除=自分の無自覚な信念、回避行動、正当化、痛みに自覚的になり、少しづつ心に装備していた鎧を脱いでいくジャーニーを仲間とともにしたためます。 勝手に知り合いの武装解除っぽい記事も追加します。

最近の記事

母に教わる痛みから

夕方、出先から母に電話(生存確認)をすると 必ず母がすがるように 「なるべく早く帰って来てな〜寂しいねん」 と嘆く。 日課のように行われる母の嘆きが すごく不快で煩わしく鬱陶しい。 嫌な気持ちに覆い被せるように 私は心の中で母を責める。 無意識に沸き起こってくる責めの言葉。 「自分だって小さかった私を仕事だ何だと言って 家で夜遅くまで待たせていたくせに」 胃が痛くなるくらい空腹で母の帰りを待っていた記憶がよみがえる。 もちろん一日仕事をして女手1つで私たちを育ててくれ

    • 恐るべし 卓越した回避の技

      今日は武装につながる、痛みへの回避行動の技に触れたい。 悲しさ、寂しさ、怒り、虚しさなどの感情が沸き起こるような出来事があった時、この技を使って見事に回避しその感情を分離する。 武装時代、私はこの技の達人だった自負がある。 例えば人から嫌なことを言われたり嫌なことをされた時、怒りや悲しさが感情として沸き起こる。 そのいわゆるネガティブな感情が不快だと感じる。その不快を無くしたいと思う。 そして、技が発動する。 私のやり口はこれだ。 ①その出来事を自分のことから離れて客

      • 私がひた隠しにしてきた私

        • 武装?!なぜ?

          今日は私が武装を始めるきっかけとなったエピソードを ここに書こうと思う。 何故私がありのままで生きることをせず、鎧を着たのか?その始まりの話。 「感受性の強い子」 物心ついたころにはそう言われていた。 例えば、親戚の家族が遊びに来て家族ぐるみでどこかへ一緒に出掛けたり、楽しい時間を共に過ごした人とのお別れの時が大変だった。 とにかく泣く。ギャン泣きする。悲しい気持ちが泣けば泣くほど盛り上がって止められない。泣かれた相手も困るし、周りの大人たちが困る。 あの手この手でなだめ

        母に教わる痛みから

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        • 私の武装解除日記〜自己理解と変容の旅路
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        記事

          私の武装解除日記~自己理解と変容の旅路

          初めまして。jureiです。 自分とつながり命の声を聞いて生きる…学びの仲間の呼びかけに勇気をもらって私の旅路を書いていこうと思います。 自分のために。そしてこの旅を必要とするあなたのために。 私の武装解除はあの一言から始まった 当時、私は離婚して約10年ぶりに故郷に生活の拠点を移した時だった。久しぶりに懐かしい友人と会う機会を多く持っていた。 その一人に不意に言われた一言。 「jureiちゃん、鎧着てる」 「え~?どういうこと~?」と私はヘラヘラ笑いながら意表を突

          私の武装解除日記~自己理解と変容の旅路