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屋久島はもう始まっている

仲間内で年明けに屋久島に行こうということになり、ツアーに申し込んだ。
先日、参加者に向けて大手旅行会社主催のweb説明会があったんだけど、これがなかなか凄かった。

若い添乗員(または説明係)のスタッフが軽く挨拶した後、
「ハイ行程はですね、初日に移動して、次の日は一日ハイキングで、翌日帰ります。持ち物は『屋久島 ハイキング』で検索すると出てきますので参考になさって下さい。他のルートで行きたい方は、『屋久島 オプショナルツアー』で検索すると出てきますので、参考になさって下さい。以上ですが何か質問は」
という数分のプレゼンで全員仲良くブチ切れた。

客A(友人)「メインのハイキングの行程や目的地が全然書いてないんだけど、どういうルートでどこにいくわけ?」
係「天候にも左右されますし、当日の添乗員と相談しての判断となります」
おれ「wwwwwww」

客A(友人)「行き先分からないってこと(結構怒ってる)?準備する装備も行くルートや時間で変わってくると思うんだけど」
係「慣れていない方が多いと思うので、恐らく一番楽なコースになるかと思うんですが」
客B(友人)「じゃあ縄文杉行かないんですかー」
係「まあ最終的な目的地は縄文杉になると思うんですが」
おれ「wwwwwww」

係「他に無いようでしたら以上で終了となります」
おれ「wwwwwww」←笑いが止まらない

どっちだよwww!ミステリーツアーじゃねえか!
怒りが収まらない几帳面な友人、笑いが止まらないおれ。
雨が多いとは聞くけど、自然が相手だから流動的なものなのだろうか。
それにしてももうちょい物の言い方ってものが有りそうだけど。ゆとり世代か?自分の子供だったら座らせて説教だな。
恐らくこのスタッフがよく理解していないだけだとは思うんだけど、サービス業にしては客を不安にさせるなかなか天才的なプレゼンだった。今後のリーマン人生の参考にしたい。

とは言いつつも、どうせ一日掛けて歩くコースだから大体の見当は付く。
怪我や病気をしないように、己を信じられるように、今から調整しておかないとな!


【余談】

With self-discipline, most anything is possible.
自己鍛錬によって、ほとんどのことは可能になる。

Theodore Roosevelt(セオドア ルーズベルト)

Discipline:自制心を持たせる、律する、注意する、しつける
未だにdisciplineが覚えられず、「弟子がプリンを食べる訓練」みたいな覚え方をよくするんですが、次にこの単語に出会った時には脳内で弟子が勝手に一人歩きしていて、弟子がプリンを作ってみたり、プリンを軽蔑したりする。だからあまり手の込んだ覚え方をすると、それ自体覚えられなくて崩壊するよ。
・・・話が逸れましたね。じゃ良い週末を。