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Playlist "Road Trip"シリーズ第二弾「Road Trip Classic Rock」...から10曲をひとつまみ

車で聴くのに適したノリの良い曲を選ぶPlaylist "Road Trip"シリーズの第二弾は”Classic Rock”。当然70年代から80年代の古き良きロックからの選曲が多くなる。

と言っても単に米国の地方FM曲がかけるような曲ばかりでは面白くないので、これまで私が気に入った楽曲から本Playlistにふさわしい曲群を選んでみたい。これさえあればLong Car Driveも楽しいこと間違い無し!

1.  "Custar Pie (Revisited)" by Matt Tutor, Eric Gales and Derek Trucks

Led Zeppelinの”Physical Graffiti”に収録されている曲をMemphis出身のMatt TutorがEric Gales, Derek Trucksという現代二大Blues Guitaristとカバーした。原曲のClavinetを使ったFunkyさをGuitar Riffで強調して素晴らしいBlues Rockに仕上げている。

2. "Who Did You Think I Was (Live)" by John Mayer Trio

前曲と同様ファンキーなリフで始まるJohn Mayer TrioのFirst Album”Try!”一曲目”Why Did You Think I Was"は、Live Versionで、The WhoのサポートメンバーであるBassの名手Pino PalladinoとEric Claptonなどとのセッションで有名なSteve Jordanが素晴らしいリズムセクションを形成している。

3.  "Saturday Night Special" by Lynard Skynyrd 

この曲は同バンドの名曲の一つで米国FM曲でも流れそうだが、あまり最近は日本では流れないような気がする。当時はAmerican Football映画の”The Longest Yard”で主人公Burt RaynoldsのCar Chase場面で流れていたことでも有名になった。タイトルは当時Black Marketで入手できた安価な銃のことで、そのような非合法銃への規制を訴えている。

4. "Hard to Handle" by Black Crowes

元々はOtis Reddingの曲だが、このThe Black Crowesの1st Album "Shake Your Money Maker"収録のカバーは原曲を上回っていると思う。

5. "Super 8" by Jason Isbell

今やGrammy Awardの常連の一人となったJason Isbellの2013年発表のSolo Album, ”Southeastern”に収録された曲。彼のGuitaristとしての巧みさも十分表現された名曲だ。

6. "Look Back in Anger" by David Bowie

David Bowieが最大のヒットになった”Let’s Dance"の二枚前に発表したいわゆるBerlin三部作最後のAlbum, ”Lodger”に収録されたBrian Enoとの共作曲。GuitarはDavid Bowieとの共演で数々の名作を演奏したCarlos Alomar。DrumsもCarlos人脈でDavid BowieのBackを長年務めたDennis Davis。二人の演奏が素晴らしい。

7. "New Ways / Train Train" by Jeff Beck Group

Jeff Beckが最もSoul Musicに影響されていた頃の所謂第二期Jeff Beck Groupの最初のAlbum, "Rough and Ready"に収録された曲。Jeff Beckは”Blow by Blow”を除くとこの第二期が最もFunkyで好きだ。Charは相当この頃のJeff Beck Groupに影響を受けていると思う。

8. "Once in a Lifetime" by Talking Heads

Talking HeadsをStardumに押し上げたAlbum, ”Remain in the Light”のLPだとB面最初の曲。こちらも先のDavid Bowie作と同じくBrian Enoとの共作。Afro MusicianのFela KutiらからInspireされたと言われる。

9. "Unbelievable" by EMF

最も私が選ばなそうなCategoryの曲だが、偶然この頃購入したU.K Hit ChartのCompilation Cassett Tapeに収録されたことで知ったもの。

10. "Boys Are Back in Town" by Thin Lizzy

こちらも米国のFM曲で流れそうな曲ではあるが、Thin Lizzyの楽曲の中では最もPopularな曲であり、またHuey Lewis & The News, Happy Mondays, Belle & Sebastianなど意外なMusiciansがCoverしている曲でもあるので今回選んだ。

当時なかなかHitに恵まれず米Tour中も客入りが悪く解散の危機にあったThin Lizzyだったが、最初アルバムにすら選ばれていなかった本曲を偶然Kentucky州Louisvilleの二人のDJがしつこく流してくれたおかげで大Hitにつながった。まさに起死回生のHome Runと言えよう。

これらの10曲を含むPlaylistはApple Musicで公開中。


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