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足は短し歩けよ乙女

一昨日が仕事納めで、その足で実家に帰りました。実家は雪という事で、車での帰省は断念して電車で。
実家に帰ると、同じく帰省してた姉家族が先に到着してました。このご時世で中々会う機会もなかったので、約2年ぶりの再会となりました。
姉には子供が2人います。中1の男の子と小1の女の子。私にとっては可愛い甥と可愛い可愛い姪です。目に入れても痛くなくはないので、代わりにお土産のお菓子を口に入れてあげました。

全力でおせちを作る母と、それを手伝う姉、年がら年中「盆と正月」状態で昼間から偽電気ブラン…では無くブラックニッカを飲む父、何故かいない姉の旦那。
そんな中でゴロゴロしていた私にお使いの指令がビッグマムから下されたので、最下士官の私は粛々と従うことにした。ただ一人で行くのもツマラナイので甥と姪を誘ってみました。

甥「ゲームしてるから今無理」
姪「途中の公園で雪で遊ぶ?」
この姪の可愛さの成分は何処からの遺伝なのでしょう。

"コツ""コツ"
"ペタ""ペタ""ペタ""ペタ"

歩いて5分のスーパーに着いたのは約30分後。久しぶりの公園でした。
無事ビッグマムに言われた食材を確保しての帰り道。
私達が歩いた雪道には車の轍と私達の足跡だけでした。それを見た姪は
「私の勝ち!」と。
理由を聞くと私の足跡より姪の足跡の方が多いから、とのことでした。

同じ道程に、歩幅が広い私は早く着くことが出来るけど、彼女はより多くの足跡をつけることができる。
今後も様々な道を歩いて行く彼女が、振り返った時にその足跡の多さを誇れる人であってほしいです。


そんな事を思いながら、負けず嫌いの私は姪を背負って帰ってやりました。

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