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「がんばる」から逃げるために「小鳥」を作ったのだ。

会社を辞めてフリーランスになったばかりの頃、
とにかく毎日が不安で

「人生に意味がありそうな有意義なこと」
時間を埋めることで安心を得ていました。

いや、今もなんですけど。

「時間を効率的に使って無駄のない人生設計をしましょう。」

なんて言葉が気になるようになって。

そうなると
仕事前に早起きして本読むか…とか
移動中は話題のあのアニメを見て…とか
満員電車でスマホが見れない時はオーディオアプリで耳からコンテンツを摂取して…
みたいなことになってくる訳ですよ。

Googleカレンダーが予定ブロックで埋まってると安心してたし、今流行りの〇〇とか言われると、なんか話題のために知っといた方がいいような気がするじゃないですか。(今もなんですけど…)

とにかく時間の空白が怖かった。
だってみんな立派に仕事したり、資格の勉強とかしたり、おしゃれなカフェを見つけて楽しそうにしてるから。

時間ができた!
遊びに行こう!
本を読もう!
話題のあの店に行ってみよう!…

そんな感じで
相変わらずGoogleカレンダーを開いて
空いた時間で何するか考えていたのですが


みなさん、どうでしょう
人生に意義のある時間って、そんなにたくさん必要ですかね…

僕は、そこまでいらないかも…と思っちゃいました。ある日急に。

むしろ「な〜んにもしない時間」というか、
数分でいいから歩みを止めて、ちょっと深呼吸する時間が欲しくなったんです。


なので、こういう道具を作ってみました。

ああ…なんと可愛い小鳥さん…
名前はTETANPO(テタンポ)と言います。

この子達は、レンジで温める陶器の鳥さん。
愛知県瀬戸市の型職人さんと一緒に開発しました。

中に入っている小豆の効果で、
レンジで30秒加熱すると15分ほど温かさが持続し、手のひらをじんわり温めてくれるんです。

ポカポカの鳥さんを手に乗せながら
ぼ〜っと、何もしない時間を楽しむことができます。

瀬戸焼のじんわりした温かみが手に伝って
末端が温められるので、心が落ち着きます。

小さな鳥さんが手に乗ってると、不思議とスマホを触る気にならないんですよね…。

あ、意外とリモート面接の時にもいいです。
手元でポカポカの鳥さんを抱えて挑むと、少し気持ちが落ち着くので…。

ごろんと寝っ転がって、のんびりお腹を温めるのもおすすめの過ごし方です。


28歳フリーランス3年目
なにかと人生急ぎがちなので、あえて一歩立ち止まって、深呼吸していきたいと思います。



TETANPOってどうやって作られるの?
気になった方はこちらの記事も見てみてください〜!



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