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「私って偉い。 ......いや違う、ちきんなだけだ。 いやいや偉いんだ。」

「そうだ。久しぶりにnoteを書こう」と思い、自分の記事一覧を開いて驚いた。

前回更新したのが、1月8日。もう約2ヶ月も経つ。
私の感覚だと、まだ3週間程度だった。

10代の頃、周囲の大人達から「歳を重ねるごとに1日がもっとあっという間になるよ。」と言われていたが、ここ最近になってようやく納得した。

社会に揉まれながら毎日を必死に生きていると、良い意味でも悪い意味でも
時間はあっという間に過ぎていく。
だからこそ、自分の小さな気持ちの変化には目を向けていきたいと改めて思った。

いきなり本題から脱線したが本当は、「私って偉いな」と思う反面「私ってちきんだな」と思ったことをお話したくnoteを開いた。

先週の火曜日の話。
その日は朝起きた瞬間から、「今日仕事行きたくないな〜」と思った。
はっきりとした理由はないが、なんとなく行きたくなかった。

ベットから起き上がるまでの数秒の間に、肯定されそうな言い訳を沢山思いつき、私は言い訳の天才とも思った。

なんとか自分を奮い立たせ、身支度をし家を出た。
通勤中は本の世界に入り込んでいるため、行きたくないという感情はすっかり忘れている。

しかし職場の最寄駅についた途端、あの感情が再び私を襲った。
しかも、さっきよりも重く。

頭と心では「このまま電車に乗って湘南とか行きたいな〜」とか「職場とは反対方向に歩いてみようかな〜」とか安易なことを考えているのに、身体は違う。

私の意思はガン無視で、ちゃんと職場に向かって歩いている。
何なら少し早歩きだった。

この時に私は自分のことを、「えらい、えらいぞ!」と褒める一方、
「私って本当にちきんだな」と感じた。

私の知り合いに、この状況で反対の電車に駆け込みそのまま旅に出た強者がいる。

「私にはできない。そんな勇気持ってないよ。」なんて考えているうちにオフィスに着き、いつも通りあっという間に終わるであろう1日が始まった。









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